科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 市場システム論I |
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担当教員(所属)/Instructor | 加藤 敏文 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/03/01 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的: 市場システム論は主に製造企業が自らあるいは 流通企業を通じて製品を市場に供給し、それを 必要とする消費者の需要にどうこたえるか、 そうした様々な機関や活動と機能の理解を目的にする。 授業の方法 前学期の授業はオンラインにて実施する。 授業の前半は、流通の役割や流通の主体や客体などの 理解を通じて、基礎的な流通の枠組みや機関や活動・機能を学習する。 授業の後半は、特定な商品の流通実態を学習するとともに、 商品の流通は生産者を起点とするか、流通業者を起点とするか、 などにより類型化の方向について学習する。 |
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達成目標 /Course Goals |
本講義の達成目標は、次のとおりとする。 ・流通の役割、主体と客体、諸活動や機能を理解する。 ・流通の諸機関や諸活動・機能を体系化する流通機構を理解する。 ・個別の商品流通の実態を様々な実践事例を通じて理解する。 ・実践事例が流通の理論にどう適合しているか説明できる。 |
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授業内容 /Course contents |
各回の講義内容は、次のとおりである。 第1回 市場システム論Ⅰの概要 第2回 市場の交換と取引の概念 第3回 流通の役割(所有の懸隔、時間の懸隔、空間の懸隔) 第4回 流通の役割(流通の諸活動・機能) 第5回 流通の主体(卸売業者・小売業者) 第6回 流通の客体(商品・サービス) 第7回 PB商品の流通(特性・発展段階) 第8回 PB商品の流通(開発と諸問題) 第9回 ノンストア・リテーリング(無店舗販売) 第10回 ノンストア・リテーリング(インターネット) 第11回 オムニ・チャネルの方向(特性と戦略) 第12回 消費財流通の類型化(類型化の諸要因) 第13回 消費財流通の類型化(生産者起点、小売業者起点) 第14回 消費財流通の類型化(起点別の代表的実践事例) 第15回 まとめ:市場システムと流通の諸課題 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 講義では、理論的な枠組みを根拠として、製造企業や流通企業が先進的な 流通システムの取り組みを展開している実践事例を紹介するので、流通経済 に関連する情報に関心を持つこと。 事後学修: 授業で紹介する流通システムの理論や実践事例から、関連する技術や知識 を学習すること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
住谷宏編著「流通論の基礎」(2019年改訂版) 必要に応じてプリント資料をオンラインで配布する。 |
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成績評価の方法 /Grading |
各講義に関する主要な理論、定義、重点事項の内容の把握、関係する諸理論、 などについて授業中に説明する、それらの講義の内容を把握しているか、 確認するため、小テスト4回(25点X4=100点)を実施する。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:成績評価の総合点数が100点~90点 流通システム論の基礎及び応用の知識を充分理解し、 それを理論的及び実践的にも活用できる秀でた分析力がある。 優:89点~80点 流通システム論の基礎及び応用の知識を充分理解し、 それを理論的及び実践的にも活用できる優れた分析力がある。 良:79点~70点 流通システム論の基礎及び応用の知識を充分理解し、 それを理論的に活用できる常識的な分析力がある。 可:69点~60点 流通システム論の基礎的な知識を充分理解し、それを 活用できる基礎的な運用能力がある。 不可:59点以下 流通システム論の基礎的な知識の理解には至っていない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・講義に関する情報や他の履修者に関する情報を、SNSなどへ提示したり、 履修者以外へ教えたりしないこと。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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