科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 経済学演習I |
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担当教員(所属)/Instructor | 白田 康洋 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 白田 康洋(543) |
オフィスアワー/Office hours | 白田 康洋 |
更新日/Date of renewal | 2021/02/05 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
目的:本講義では経済学の最先端の知見に関して概観し,現代経済学の潮流を理解することを第一の目的とする. また関連して,学術的知識の獲得だけでなく,プレゼンテーションやディスカッションに必要な技能の獲得も目的とする. 方法:本講義はゼミナール形式で行う.事前に教材を各履修者に割り当てる.報告担当週までに担当の履修者が割り当てられたテキストに関して精読し,関連文献を調査し,スライドを作成する.報告後にはディスカッションを行い,報告者以外の履修者は議論をまとめた短いレポートを提出する. |
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達成目標 /Course Goals |
本講義では,ノーベル経済学賞を受賞した研究を概観したテキストを輪読することによって,現代経済学の潮流とともに,最先端の経済学的知見がどのように社会に反映されているか理解することを達成目標とする. またそれらを通じて,社会事象を科学的,論理的に考察し,自分の言葉でまとめ直し,議論をする能力を身につけることも目標である. |
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授業内容 /Course contents |
ノーベル財団が発行している,経済学賞受賞理由の記したテキストとその関連文献を各履修者の興味に応じて割り当てる. 例えば,2020年はPaul R. MilgromとRobert B. Wilsonが “for improvements to auction theory and inventions of new auction formats” という理由で受賞している. 授業では,このオークション理論がどのような研究で何が優れているのか,成果がどのように社会に反映されてるか,に焦点を置き,プレゼンテーション・ディスカッションを通じて考察を深めていく. また履修者の強い関心があれば相談の上,ノーベル賞受賞研究以外のトピックを取り上げることもあり得る. |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学習: ・担当週までに報告するテキストと関連文献を精読すること. ・担当週の授業開始前までにプレゼンテーション用のスライドを提出すること. 上でも述べたとおり,本講義は事前学習が重要である. 事後学習: 報告内容とその後の議論をまとめ,自分の考察を加えたレポートを提出する. |
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使用教材 /Teaching materials |
以下のウェブサイトでノーベル財団が発行している各年のPopular Science Backgroundがメインテキストである. https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/ 上記2020年であれば,"Popular science background: The quest for the perfect auction"として以下のURLで手に入れられる. https://www.nobelprize.org/uploads/2020/09/popular-economicsciencesprize2020.pdf 関連文献はその都度,別途指示する. |
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成績評価の方法 /Grading |
出席状況および授業における議論への参加状況,報告担当者のプレゼンテーションでのパフォーマンス,レポートの内容を総合的に判断する. | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
評価基準となる目安は以下の通りである. 可:テキストの内容を理解して報告でき,適切に議論をまとめられる. 良:さらに,経済問題の背景にある経済学の理論的基礎を理解してる. 優:さらに,既存の経済政策の問題点や限界を説明したりすることができる. 秀:さらに,現実の経済問題の解決策を提案し,その効果を論理的に説明することができる. |
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履修上の注意事項 /Remarks |
ゼミナール形式で行うため,履修者はもちろんのこと,特に報告担当者の無断欠席は厳禁とする. 正当な理由なく担当週を無断欠席した場合は,その週の授業を行うことが不可能になるため,それだけで不可とする. また,covid-19の感染状況によってはzoom等によるオンライン発表形式に切り替える可能性がある.履修希望者は常に最新の情報をmanaba等でチェックすること. |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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