科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 須永 将史 3年ゼミ |
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担当教員(所属)/Instructor | 須永 将史 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 4 , 火/Tue 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/02/16 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
社会学の基礎的な知識を身に着け,文献を講読する. 社会学の基礎的な概念を運用し,議論をすることで深く学ぶ. 社会学の社会調査法のうち,「質的調査」の手法を理解する. 小樽社会の運動史・社会史的側面を理解する. |
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達成目標 /Course Goals |
小樽市を対象に,なんらかの社会学的課題を立て,質的調査の手法に基づいた調査論文を執筆できるようにする. |
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授業内容 /Course contents |
ゼミ内では,大きく分けて4つのことをおこなう.概ね(1)(2)は前期に,(3)(4)は後期におこなう. (1) 社会調査とは何か,とりわけ質的調査とはなにかについて,社会学が蓄積してきた研究手法を学ぶ.参与観察,フィールドワーク,インタビュー分析,ライフヒストリーなどの手法を理解する.(文献研究) (2) 小樽市とはどのような街か.既になされた小樽市についての社会学的先行研究を学ぶ.それ以外にも,都市社会学・地域社会学の重要な先行研究を講読し,小樽市と他の都市とを比較する.(文献研究) (3) 実際にフィールド(小樽市内)に行き,社会学的調査をおこなう. (4) 調査した内容に基づき,社会学の手法を使ったゼミ論文を執筆する. |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
資料作成などの発表準備は,強い希望がない限りグループで行なう. メンバー間で連携し,しっかり事前に準備すること. |
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使用教材 /Teaching materials |
好井裕明・桜井厚,2000,『フィールドワークの経験』せりか書房. 玉野和志,2008,『実践社会調査入門――今すぐ調査を始めたい人へ』世界思想社. 堀川三郎,2018,『町並み保存運動の論理と帰結――小樽運河問題の社会学的分析』東京大学出版会. |
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成績評価の方法 /Grading |
平常点40% ゼミ論文60% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
平常点は,出席状況,授業内での発言,発表資料を基に判断する. ゼミ論文は,卒業論文の準備という側面があるので,アカデミックライティングの作法に則っているか(つまり形式)を中心に評価する.字数は,授業内で状況に応じて指示するが,5000字以上を予定している. |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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