 シラバス参照
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| 科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 | 
| 科目名/Subject | 基礎法特講(刑訴) | 
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 菅沼 真也子 (商学部) | 
| 授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 | 
| 開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 後期/Fall Semester | 
| 開講曜限/Class period | 水/Wed 2 | 
| 対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce | 
| 配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 | 
| 単位数/Credits | 2 | 
| 研究室番号/Office | |
| オフィスアワー/Office hours | 
| 更新日/Date of renewal | 2021/02/18 | ||
|---|---|---|---|
| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method | 私たちは日々犯罪の報道に接しており、テレビドラマでも犯罪捜査に関する題材が取り上げられることも多く、それゆえに「逮捕」、「家宅捜索」、「起訴」、「任意同行」、「職務質問」、「冤罪」といった用語を耳にすることがある。これらの用語はすべて刑事訴訟法の規定と関連するものである。言葉を耳にしたことがあっても、これらについての法律上の定義や内容まで知っている者は多くないであろう。 また、2009年からは裁判員制度が施行され、国民が刑事裁判に裁判員として参加している。すなわち学生諸君も裁判員として選ばれる可能性があることとなり、それに伴って、刑事訴追のシステムに関する知識を備えていることが有益となる。 本講義は、刑事捜査に関する法規制や、刑事訴追のシステムについて、刑事手続の流れにそって概要を把握して、「刑事訴訟法とはどのような法なのか」ということを知ることを目的とする。 講義は、事前にmanaba上で配信されるレジュメに基づいて解説する形式で進める。また、講義で学習した知識が身についているか確認するために、適宜小テストを実施する。小テストの回数は2~3回を予定しているが、何回目の講義で実施するかは授業の進行状況によるので、講義内で小テストを実施する際には、1週間前までに講義内で告知することとする。これに加えて、レポート課題も1題出題することを予定しているが、これについても講義内で課題内容や提出期日を指示することとする。詳細は初回講義で説明するので、履修を希望する学生は初回講義に出席することが望ましい。 ※後期講義が原則非対面形式で実施されることに決定した場合には、zoomを用いたリアルタイム配信形式とオンデマンド形式を組み合わせて講義を実施する。その場合の講義の進め方の詳細も初回講義で説明する。 | ||
| 達成目標 /Course Goals | 刑事訴訟法の基礎知識の習得(刑事訴訟法の基本原理,基本的概念,基本判例等を把握し,理解すること)を目標とする。 | ||
| 授業内容 /Course contents | 第1回 イントロダクション・刑事訴訟法の基本原理 第2回 捜査の端緒 第3回 任意捜査と強制捜査 第4回 逮捕と勾留(1) 第5回 逮捕と勾留(2) 第6回 捜索差押え検証(1) 第7回 捜索差押え検証(2) 第8回 被疑者の防禦権 第9回 公訴提起の手続 第10回 公判準備の手続 第11回 公判手続の諸原則 第12回 証拠法(1) 第13回 証拠法(2) 第14回 上訴再審 第15回 総復習 | ||
| 事前学修・事後学修 /Preparation and review class | 事前学修:事前に配信されるレジュメおよび教科書の該当箇所に目を通しておくこと。 事後学修:改めて教科書を読み、講義内で解説した事項の知識を整理して、適宜実施される小テストに臨むこと。 | ||
| 使用教材 /Teaching materials | 三井誠・坂巻匡『入門刑事手続法[第8版]』(有斐閣、2020年) 参考文献(教科書としては使用しないが学習の参考になるもの) 井上正仁他編『刑事訴訟法判例百選[第10版]』(有斐閣・2017年) 椎橋隆幸編『プライマリー刑事訴訟法〔第6版〕』(不磨書房、2017年) 椎橋隆幸・柳川重規編『刑事訴訟法基本判例解説[第2版]』(信山社、2018年) | ||
| 成績評価の方法 /Grading | 小テスト  20% レポート 10% 定期試験 70% | ||
| 成績評価の基準 /Grading Criteria | 講義内で適宜実施する小テストの点数、レポート課題の提出状況、および定期試験の合計点により、秀(90〜100)、優(80〜89)、良(70〜79)、可(60〜69)で評価する。 | ||
| 履修上の注意事項 /Remarks | 講義中は必ず六法を手元に用意し、適宜参照すること。 | ||
| 実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences | 該当しない/No | ||
| 遠隔授業 /Online class | 
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