科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 憲法・基礎II |
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担当教員(所属)/Instructor | 坂東 雄介 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/02/18 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
憲法学は、国家の組織、運営について検討する学問であり、民法や刑法など他の全ての法体系の基幹に位置付けられる。憲法学の体系は、大きく分けて、憲法総論、「憲法上の権利」(基本的人権)論、統治機構論に分類される。この講義では、憲法総論の一部と「憲法上の権利」論の後半部分を扱う。本講義では、憲法の権利規定に関わる判例・学説の分析・検討を通じて、現に妥当する日本国憲法秩序の正確な理解を目指す。 | ||
達成目標 /Course Goals |
・憲法の性質(特に憲法上の権利の性質)を理解する。 ・憲法に関する判例の思考形態・通説を理解する。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回 憲法の性質、憲法・基礎Ⅰの復習 第2-3回 生存権、教育を受ける権利 第4-5回 適正手続の保障(刑事手続、行政手続) 第6-7回 国家賠償請求権・裁判を受ける権利 第8回 平等 第9-10回 家族制度と憲法 第11-13回 包括的基本権、プライバシーと自己決定 第14-15回 憲法と国際人権 ※講義の進行具合に応じて適宜内容を入れ替えることがある。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修として、テキスト・判例集などを事前に読んでおくこと。事後学修として、講義終了後は疑問点などを自分で調べる、教員に質問するなどの方法によって解消しておくこと。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
・柏崎=加藤(編)『新憲法判例特選』(敬文堂, 第3版, 2021年) 自学自習、講義内容の補足用として、青井未帆=山本龍彦『憲法1 人権』(有斐閣, 2016年)を指定するが、講義中に用いることは少ない。また、受講生の好み次第では、上記以外のテキストを使用してもよい。 |
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成績評価の方法 /Grading |
期末レポート(30%)、中間レポート(20%)、期末試験(20%)、知識確認用小テスト(30%)の合計点による。小テストは2-3回の講義ごとに実施する。 90-100点:秀 80-89点:優 70-79点:良 60-69点:可 59点以下:不可 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
・憲法の性質を理解していること、憲法に関する判例の思考形態・通説を理解していることを合格ラインとする。未知の憲法問題に対して、従前の憲法的思考に基づいて一定の解答を導き出することができるようになると、さらに良い。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
・六法について 法律系科目であるため、六法は必ず用意すること。代表的なものとして、ポケット六法(有斐閣)、デイリー六法(三省堂)、法学六法・標準六法(両方とも信山社)などがある。講義中に法律を閲覧する際には、ウェブ上の六法閲覧サービス、スマートフォン上で使用できる六法アプリ(無料のものも含めて数種類ある)を用いても構わない。 ・講義中に私語など他の受講生に対する迷惑行為を繰り返す者に対してはその場で不可を言い渡す。 ・前年度の憲法・基礎Ⅰを履修していることが望ましいが、必須ではない。 ・他の法律系科目(民法、刑法など)も履修するとより深い理解が得られる。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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