シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 経済数学
担当教員(所属)/Instructor 赤塚 広隆 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 4
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/09/22
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
(9月21日追記)授業方法は「時間割を指定するオンデマンド型の遠隔授業」で実施する。本シラバスの「成績評価の方法」および「履修上の注意」の記述を修正・一部削除したので、再確認すること。
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 現代の経済学では、多くの分野で数学的表現をするようになってきている。具体的には、産業連関論、一般均衡論、経済成長論、消費者行動の理論、生産の理論、景気変動論、独占論、不完全競争の理論、等々で枚挙にいとまがない。そこでは、「経済学を学ぶならまず数学を学べ」という標語が通用するほどである。本科目では、経済学の多くの部門で使われている数学の基礎的な部分--微分法の概説と演習を行う。
 本科目は基本的に板書で授業を進める。適宜、問題演習や小テストの時間を設ける。期末試験を除き、オンライン形式で授業を行う予定であるが、大学が定める指針等によっては変更となる可能性がある。
達成目標
/Course Goals
・一変数関数の微分、および二変数関数の偏微分の計算ができる。
・一変数関数および二変数関数について極大、極小の意味を理解し、具体的な関数に対しそれらを求めることができる。
・変数の間に適当な制約条件があるときの、二変数関数の最大値、最小値を求めることができる。
・微分法の理論を経済学の問題に応用することができる。
授業内容
/Course contents
第 1回 イントロダクション
第 2回 数列
第 3回 種々の関数の導関数
第 4回 一変数関数の微分係数の図形的意味と一次近似
第 5回 一変数関数の一階の条件
第 6回 一変数関数のテイラーの定理、特に二次近似
第 7回 一変数関数の二階の条件、二変数関数の偏微分
第 8回 平面、接平面の方程式、二変数関数の一次近似
第 9回 二変数関数の一階の条件
第10回 二変数関数の二次近似
第11回 二変数関数の二階の条件
第12回 条件つき極値問題(導入)
第13回 ラグランジュの未定乗数法
第14回 極値問題の経済学への応用
第15回 極値問題、最大最小問題の復習
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
(予習) プリントに目を通し、次回の授業内容の大筋を把握すること。
(復習) 授業で説明された例題の解法を理解し、プリントの問題を解いてみること。
使用教材
/Teaching materials
プリントで授業を進める。授業のために必ずしも購入する必要はないが、理解を助ける本として、
1. 尾山, 安田, 改訂版 経済学で出る数学, 日本評論社, 2013年.
2. 川西, 経済学で使う微分入門, 新世社, 2010年.
3. 浦田, 神谷, 古屋, 経済学を学ぶためのはじめての微分法, 同文舘出版, 2012年.
の三冊を挙げる。1および2は積極的に学習したい人向け、3は数学の苦手な人向けである。
成績評価の方法
/Grading
(9月21日全文修正)
期末試験を8割、授業中に行われる小テストなどを2割として成績評価を行う。期末試験は対面で実施する予定である。対面での試験ができない場合、期末試験はオンラインで行う。オンラインで期末試験を実施する場合、合格者の評価(特に「秀」と「優」)を決定するため、一部の履修者に対しさらにレポート試験を実施することがある。成績評価方法の詳細はmanabaおよび初回授業で通知する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(90〜100)、優(80〜89)、良(70〜79)、可(60〜69)、不可(0〜59)とする。大まかには、必要最低限の微分計算ができて可、それに加えて最大値・最小値問題や極値問題が不自由なくできて良とする。微分や極値などの定義を正確に理解した上で微分の計算、最大値最小値問題、極値問題を不自由なくできる場合、計算の正確度などに応じて秀と優の評価をつける。
履修上の注意事項
/Remarks
(9月21日一部削除)
 本科目は履修者が多数になることが予想される。時間を節約するため、プリントは授業中には配布せず、manabaにアップロードする。各自印刷して授業に臨むこと(ノートパソコンやタブレットでプリントを閲覧しても構わないが、授業の視聴とプリントの閲覧を同時にできるようにしておくこと)。
 適宜、復習しながら進めていくが、簡単な一変数関数の微分の計算は学習済みであることが望ましい。具体的には、高等学校の数学Ⅲを学習済み、もしくは本学の科目「数学I」の単位を取得済みであることが望まれる。
 授業開始前までに、「全角数字」と「半角数字」を区別して入力できるようにすること。小テストは自動採点を用いることを考えているため、全角半角の区別がつかないと不本意な失点につながる可能性があるので注意すること。
リンク先ホームページアドレス
/URL of syllabus or other information
https://www.otaru-uc.ac.jp/~akatsuka/
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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