科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 経済史 |
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担当教員(所属)/Instructor | 平井 進 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/03/05 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
1)西洋経済史(ヨーロッパ、特に西欧の社会経済史)の基本的な枠組みをいくつかの論点に分けて概説する。したがって、それらの理解が授業の目標となる。そして、そのことは今後の経済史関係の科目履修の前提条件となる。 2)本科目は、「Zoom等によるリアルタイム配信を中心とする遠隔授業」として講義形式で行う。伝統的な講義形式なので、例えば本学で「アクティブラーニング」といわれる面白おかしい形式等に慣れている人やそうした形式等を期待する人には「退屈」で「何の工夫もない」と感じられるかもしれないことを予め断っておきたい。Zoomの情報はmanabaで通知する。 |
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達成目標 /Course Goals |
1)西洋経済史のもっとも基本的な論点を学び、それによって近代社会の歴史的な成り立ちを理解する。そして、それは、社会科学を学ぶ上での常識的な問題の一部を理解することでもある。 2)社会・経済的な観点から歴史の変化を見る目を養う。 |
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授業内容 /Course contents |
概ね以下のような予定ではあるが、変更もあり得る。 1-2)前近代ヨーロッパの地域社会:村落と農業、都市と商工業 3-4)中世末のヨーロッパ経済と商業革命 4-7)農村工業の発展と地域社会への影響 8-13)近世国家と重商主義:近代世界システム、ヘゲモニー国家の盛衰(16世紀のスペイン、17世紀のオランダ)、イギリス重商主義の覇権(16・17世紀前半のイングランド経済、イギリス重商主義、その帰結) 13-14)イギリス産業革命の展開、産業革命の社会的意義 14-15)イギリス産業革命の国際的影響:イギリス工業の圧力、西欧・北米の工業化、西欧外への影響 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前に、高校の世界史の教科書や下記の参考文献などで授業各回に該当しそうな部分を読んでおくのもよい。事後的に、授業中にノートやメモをとれなかった部分があれば、他の履修者に聞くなどして補足に努めてほしい。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
1)教科書は指定しない。毎週の授業当日にmanabaのコースコンテンツにレジュメと資料(図表など)を載せて配布する。それは、授業当日の授業開始時間までに公開が開始されて授業終了後10分で公開は終了され、後日アクセス・閲覧・ダウンロードすることはできないことに注意すること。また、これらの配布物の印刷のためにプリンターが必要である。 2)特に重要な参考文献として、馬場哲『エレメンタル欧米経済史』晃洋書房、を挙げたい。さらに、遅塚忠躬『ヨーロッパの革命』小学館、も役立つだろう。両書は本学図書館の教員指定図書コーナーで閲覧できるので、適宜読むことができる。 |
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成績評価の方法 /Grading |
1)学期末の試験(持ち込み不可、記述・論述式、事前の問題発表なし)による。単位取得には試験準備でそれなりに手間暇をかけて真剣に努力することが求められる。試験準備には十分な時間をかけること。したがって、単位取得のみを目的とする履修には向いていない。 2)出席点等はないが、授業各回の配布物を載せたmanabaのコースコンツに授業当日その公開時間に各履修者がアクセスしているかどうかで出欠を確認し、これを欠いた場合は欠席とみなす。6回以上これを欠いた場合は、小樽商科大学履修方法に関する規則第11条の2(試験の受験資格は2/3以上の出席)に基づき、本科目の学期末試験の受験資格と単位取得を認めないこととする。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
経済学科共通基準による。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
1)高校で「世界史」を真面目に勉強したことが履修の前提条件である。「世界史B」を履修していることが望ましい。 2)西洋史に関心がある人の履修を歓迎するが、他学科生の場合、「履修申し込みレポート」を第2回の授業日までに提出すること:400字程度で、なぜこの授業をとるのかを自分の履修計画に沿って説明し、manaba上のレポート機能で提出すること。提出されない場合学期末試験を受けても採点せず、単位取得を認めない。 3)本科目は、本学でいわれる「実学」や「パンのための学問」の授業ではなく、就職や就職後の実務にも公務員試験や各種資格試験にも(直接的に)役立つものではない。したがって、「実学」にしか関心がない人には向いておらず、西洋史に関心がない人は履修してもあまり意味がない。また、昨今、数学的技法も抽象的概念も出てこない、一話完結の具体的で面白おかしい「お話」が歓迎される傾向にあると聞くが、そうした「お話」はない。したがって、この意味でも単位取得のみを目的とした人には向いていない。 4)毎回の授業の配布物は授業当日にアクセス・閲覧・ダウンロードすること。後日アクセスすることはできないことに注意すること。 5)レジュメに書かれていること以外も、教員の話で重要と思われることはレジュメの余白などにメモを書き込んだり、ノートをとったりすること。板書されたこと以外も教員の説明を聞いてノートやメモをとる能力と姿勢を身につけていることが履修及び単位取得には必要である。授業中レジュメを眺めて漫然と聞いているだけでは単位取得は困難かもしれない。 6)質問等はmanabaの個別指導の機能を利用して行うことができる。 7)履修者への連絡・通知などはmanabaのコースニュースやコンテンツでお伝えするので注意されたい。 8)後から苦情をいうのではなく、上記の成績評価や試験の方法に加え、授業の内容・方向性や形式・やり方(音声面なども含む)等を理解して同意・了承できる人のみがこの科目を選択して履修すること(大学では高校と違って授業を選択できる)。また、そのために、履修希望者や履修の可能性がある人は、必ず第1回・第2回の授業に出席して授業を聞いた上で、自分にあうかどうか、上記の諸点に同意・了承できるかどうかをよく考えて履修するか否かを判断すること。これらを怠ったことによって生じ得る損失は自己責任となる。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
備考 /Notes |
授業の内容ややり方、試験の方法を理解して同意・了承した人のみが履修すること。履修希望者や履修の可能性がある人は、必ず第1回・第2回の授業に出席して授業を聞いた上で履修するかどうか判断すること。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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