科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 坂柳 |
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担当教員(所属)/Instructor | 坂柳 明(商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 1年 |
単位数/Credits | 2.0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/02/24 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授業の目的(ねらい、目標):この基礎ゼミナールでは、高校までに様々な勉強をしてきた皆さんが、本学で提供される授業を無理なく受けるに当たって必要になるところの、また、皆さんが本学卒業後に必要になるところの文章の読解力、及びその文章を読んで理解した内容や関連する様々な情報を考慮した上での自身の議論を展開する能力、そして、その議論を理路整然と書く能力を身につけてもらうことを目的としています。 授業の方法:この基礎ゼミナールの方法は、以下の使用教材に示した文献や、授業の進行に応じて、担当教員が必要と判断した文献の該当箇所を読んでもらい、担当教員が出す課題に答えてもらう、という方法で行われます。 |
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達成目標 /Course Goals |
以下の使用教材に示した文献の内容を理解すること、上の授業の目的・方法の「授業の目的」で述べた意味の、皆さん自身の議論が展開できるようになること |
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授業内容 /Course contents |
この授業は、以下の[授業の進行予定]のように授業を進める予定ですが、扱う文献の内容によっては、討論の回数の変更等の、予定の変更があり得ます。また、以下の[授業の進行予定]は、「遠隔授業」(※1)ではないところの「対面式授業」(※2)の形で行われることを前提としています。 [授業の進行予定] 第1回:導入を含む、1~2回目の授業で扱う文献の内容の解説 第2回:1~2回目の授業で扱う文献の内容の解説と、その内容に関する課題の提示 第3回:参加者が提出した、第2回で提示した課題の答えの吟味を含む討論 第4回:4~5回目の授業で扱う文献の内容の解説 第5回:4~5回目の授業で扱う文献の内容の解説と、その内容に関する課題の提示 第6回:参加者が提出した、第5回で提示した課題の答えの吟味を含む討論 第7回:7~8回目の授業で扱う文献の内容の解説 第8回:7~8回目の授業で扱う文献の内容の解説と、その内容に関する課題の提示 第9回:参加者が提出した、第8回で提示した課題の答えの吟味を含む討論 第10回:10~11回目の授業で扱う文献の内容の解説 第11回:10~11回目の授業で扱う文献の内容の解説と、その内容に関する課題の提示 第12回:参加者が提出した、第11回で提示した課題の答えの吟味を含む討論 第13回:13~14回目の授業で扱う文献の内容の解説 第14回:13~14回目の授業で扱う文献の内容の解説と、その内容に関する課題の提示 第15回:参加者が提出した、第14回で提示した課題の答えの吟味を含む討論 ※1:「教員と学生が対面できている、と言えるかどうかに関係なく、同じ大学施設内の教室等にいる、とは限らない教員と学生さんの間で行われる授業」 ※2:「大学施設内の教室等にいる教員と、その教員と同じ教室等にいて、その教員と対面し得る学生さんとの間で行われる授業」 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: ①:上記の授業内容で示した「第1回」の授業の前に、1~2回目の授業で扱う文献を読んでくること ②:上記の授業内容で示した「第4回」の授業の前に、4~5回目の授業で扱う文献を読んでくること ③:上記の授業内容で示した「第7回」の授業の前に、7~8回目の授業で扱う文献を読んでくること ④:上記の授業内容で示した「第10回」の授業の前に、10~11回目の授業で扱う文献を読んでくること ⑤:上記の授業内容で示した「第13回」の授業の前に、13~14回目の授業で扱う文献を読んでくること 事後学修: ①:上記の授業内容で示した第2回の授業で提示する課題に答え、第3回の授業の討論を経た上で、第2回の授業で提示する課題に対して十分に答えていなかったところを答える。 ②:上記の授業内容で示した第5回の授業で提示する課題に答え、第6回の授業の討論を経た上で、第5回の授業で提示する課題に対して十分に答えていなかったところを答える。 ③:上記の授業内容で示した第8回の授業で提示する課題に答え、第9回の授業の討論を経た上で、第8回の授業で提示する課題に対して十分に答えていなかったところを答える。 ④:上記の授業内容で示した第11回の授業で提示する課題に答え、第12回の授業での討論を経た上で、第11回の授業で提示する課題に対して十分に答えていなかったところを答える。 ⑤:上記の授業内容で示した第14回の授業で提示する課題に答え、第15回の授業での討論を経た上で、第14回の授業で提示する課題に対して十分に答えていなかったところを答える。 |
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使用教材 /Teaching materials |
部分的にでも読解できそうな文献を挙げておきます。 ・池内 了, 『科学の限界』(ちくま新書), 筑摩書房, 2012年. ・小熊英二, 『日本社会のしくみ―雇用・教育・福祉の歴史社会学』(講談社現代新書),講談社, 2019年. ・國分功一郎, 『近代政治哲学―自然・主権・行政』(ちくま新書), 筑摩書房, 2015年. ・田中拓道, 『リベラルとは何か―17世紀の自由主義から現代日本まで』(中公新書), 中央公論新社, 2020年. ・戸田山和久, 『哲学入門』(ちくま新書), 筑摩書房, 2014年. ・宮下 紘, 『プライバシーという権利―個人情報はなぜ守られるべきか』(岩波新書), 岩波書店, 2021年. ・森田邦久, 『科学哲学講義』(ちくま新書), 筑摩書房, 2012年. |
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成績評価の方法 /Grading |
上記の事前学修・事後学修で示した意味の課題にどう答えるか、及び討論への参加度合いを、一般的な学習態度とともに成績評価に当たって考慮します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
「秀」:90点~100点 この授業で取り上げる文献の内容を十分に理解しており、上の授業の目的・方法の「授業の目的」で述べた意味の自身の議論を、非常に高い水準で展開できる。 「優」:80点~99点 この授業で取り上げる文献の内容を十分に理解しており、上の授業の目的・方法の「授業の目的」で述べた意味の自身の議論を、高い水準で展開できる。 「良」:70点~79点 この授業で取り上げる文献の内容をある程度理解しており、上の授業の目的・方法の「授業の目的」で述べた意味の自身の議論の水準は、高いとは言えないが、自身の議論を十分に展開できる。 「可」:60点~69点 この授業で取り上げる文献の内容を、ある程度は理解しているが、上の授業の目的・方法の「授業の目的」で述べた意味の自身の議論を、十分に展開することができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
文章を読むこと、文章を書くことが苦手な人には、この基礎ゼミナールは向いていません。 | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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