科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 社会思想史I(A・B合同) |
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担当教員(所属)/Instructor | 西永 亮 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2021年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2021/09/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
授授業の目的: 哲学と「全体主義」との関係を理解し,現代哲学の課題を描き出す. 概要: 本講義は,大衆社会における「全体主義」の出現をテーマに,20世紀の西洋哲学を概観します.それを通じて,現代哲学において何が問題になってきたのか,あるいは現代哲学は何と格闘してきたのかを理解し,その問題意識および手法を共有することを目指します. 授業の方法: 時間割を指定しないオンデマンドの遠隔授業.実施方法の詳細についてはmanabaに掲載します. (なお,当初予定していた映像資料の使用については,オンデマンドへの移行のために中止します.) |
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達成目標 /Course Goals |
講義で解説した思想家たちの基本概念,思考様式,問題意識を身につけ,説明できるようになることを目指します. | ||
授業内容 /Course contents |
1,E. フロムの「自由からの逃走」――人間は自由を求めているのか? 2,ホブズボームの20世紀論――2つの世界戦争とロシア革命 3,文化戦争としての第1次世界大戦:①ジンメル 4,文化戦争としての第1次世界大戦:②Th. マン 5,啓蒙の弁証法とナチズム:①ホルクハイマー・アドルノの「啓蒙の弁証法」(a)啓蒙の自己崩壊 6,啓蒙の弁証法とナチズム:①ホルクハイマー・アドルノの「啓蒙の弁証法」(b)同一化の暴力 7,啓蒙の弁証法とナチズム:②エリアスにおける「文明化」と「野蛮」 8,C. シュミットの政治神学:①「政治的なもの」の概念 9,C. シュミットの政治神学:②中性化と脱政治化 10,C. シュミットの政治神学:③議会主義批判 11,L. シュトラウスの政治哲学:①シュミット批判 12,L. シュトラウスの政治哲学:②政治哲学とは何であるか?(意見と真理,社会と哲学その1) 13,アーレントの公共哲学:①人間の条件 14,アーレントの公共哲学:②政治哲学批判(意見と真理,社会と哲学その2) 15,バーリンのナショナリズム論――民族独立と自由 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
・manaba掲載の実施方法に従うこと. ・講義に出てくる用語の意味を理解しておくこと. ・自分の講義ノートを読んで,講義内容を確認すること. ・講義を振り返り要点をまとめておくこと. |
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使用教材 /Teaching materials |
なし | ||
成績評価の方法 /Grading |
小レポート=50%・期末レポート=50% | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
講義で解説した思想家たちの基本概念,思考様式,問題意識を理解し,それを自分で応用できるかどうかが基準になります.その理解力と応用力が9割以上であれば「秀」,8割以上であれば「優」,7割以上であれば「良」,6割以上であれば「可」,6割未満であれば「不可」となります. | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
・講義資料の長文テクストをしっかり読解すること. ・自分のノートを作ること. |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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