科目一覧へ戻る | 2023/03/27 現在 |
科目名/Subject | 情報と職業 |
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担当教員(所属)/Instructor | 中山 由之 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2020年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 中山 由之 |
オフィスアワー/Office hours |
中山 由之(連絡はメールでお願いします。kitahiro.nakayama@gmail.com ) |
更新日/Date of renewal | 2020/02/05 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本授業は、Information and Communication Technology、すなわちICTの進展に伴う産業構造や就業構造の変化、情報通信業に携わる職業人の在り方などについて学び、今後のICT産業の方向性についての考察を目標とする。 本授業の履修を通して獲得が期待される能力・技能は以下のとおりである。 ・情報通信業、情報処理技術者に関する知識を深化することができる。 |
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達成目標 /Course Goals |
・近未来の社会、特にICT産業について予見することができる。 ・高等学校教科「情報」の指導に必要な「職業指導」領域を習熟することができる。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回 オリエンテーション、学内LAN、manabaの使用、授業ノートの提出、PortableApps.comの紹介 以下の< >は、授業で同時進行するプレゼンの作成、発表、相互評価について 第2回 ファイルの種類と拡張子、東京証券取引所第一部「情報通信業」の認知度 <LibreOfficePortableの説明、ショートカットキーの使用> 第3回 東証上場会社情報サービス、情報通信業の業種及びプレゼン担当の決定 <情報通信業のプレゼン作成手順の説明、Impress、必須「ノート」の使用> 第4回 情報社会の将来と情報通信業、Excelによるインターネット検索資料の取扱方法及び提出 <情報通信業プレゼンの作成に関する質疑応答> 第5回 情報の表現(PowerPointの動画録画、動画作成) <情報通信業プレゼンの発表と相互評価> 第6回 情報の管理(テキストファイル、csvファイルの併合) <情報通信業プレゼンの発表と相互評価、プレゼンファイル提出期限日> 第7回 Key Competencies ( DeSoCo ) <情報通信業プレゼンの発表と相互評価> 第8回 情報通信業が果たす役割、情報技術者の職種及びプレゼン担当の決定 <情報通信業プレゼンの発表と相互評価> 第9回 コンピュータとプログラミング(TinyBASIC) <情報技術者のプレゼン作成手順の説明> 第10回 空飛ぶクルマ(manaba小テスト) <情報技術者プレゼンの作成に関する質疑応答、インターネット検索資料の提出> 第11回 情報技術者の役割、フリーソフトウェア・サイトの紹介 <情報技術者プレゼンの発表と相互評価> 第12回 情報セキュリティ <情報技術者プレゼンの発表と相互評価、プレゼンファイルの提出期限日> 第13回 情報技術者の義務と責任 <情報技術者プレゼンの発表と相互評価> 第14回 人工生命 <情報技術者プレゼンの発表と相互評価> 第15回 近未来:ICT社会、情報通信業の予想 <情報技術者プレゼンの修正後、提出> |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
・本授業は、パソコン実習室で行い、毎回、パソコンを使用する。そのため、ワープロソフト、表計算ソフト及びプレゼンテーションソフトの基本的な操作ができること。 ・本授業で示す参考資料はインターネットから入手可能であり、事前にダウンロードし一読しておくこと。 ・本授業で、何種類もの無償提供ソフトウェアを紹介するが、時間の制約があり説明が不十分となる。そこで、授業後、各自、これらソフトウェアの熟知に努めること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
【参考書】 伏見正則他著『情報産業と社会』(実教出版) 【参考資料】 「中学校学習指導要領」(文部科学省) 「高等学校学習指導要領」(文部科学省) |
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成績評価の方法 /Grading |
成績評価は、平常点(出席、授業ノートの提出)、小テスト、情報通信業のプレゼン、情報技術者のプレゼン、評価活動の各100点満点とする。 また、成績評価における、これらの割合は、平常点30%、小テスト10%、情報通信業のプレゼン25%、情報技術者のプレゼン25%、評価活動10%であり、総合評価の合計は100点となる |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀 :総合評価 100点 〜 90点 優 :総合評価 89点 〜 80点 良 :総合評価 79点 〜 70点 可 :総合評価 69点 〜 60点 不可:総合評価 59点以下 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・本授業では情報総合センターのパソコンを使用するので、事前に学内LAN、manabaのID及びパスワードを確認しておくこと。 ・本授業の出席確認の方法は、manabaレポートに「授業ノート」を提出することである。 |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
高等学校商業科教員として情報処理に関する科目、特にプログラミングを指導しました。 また、北海道立教育研究所附属情報処理教育センター指導員として中型汎用コンピュータの管理、運営を担当しました。 |
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実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
高等学校教員のとき、COBOL、BASICによるプログラミング教育を実践していたことから、本授業では、学生がプログラミングについてより関心をもち、より具体的な理解ができるように、TinyBASICを紹介しています。また、通産省情報技術者試験「2種」の指導実績があり、専門的な知識や資格について、説明しています。 さらに、メインフレーム(中型汎用コンピュータ)に関して、オペレーティング・ランゲージ、ジョブ・コントロール・ランゲージなど、30代後半から勉強して会得した体験談から、学生に今からでも情報技術者の道に進むことができると話しています。 平成7年度、函館商業高等学校勤務のとき、産業教育中央振興会に提出した研究論文「UNIX-LANにおけるCAI教材ソフトの開発」が当選しました。これは、UNIXのコマンドシェルだけで書いたCOBOLプログラミング学習システムで、この知識は「情報と職業」の指導内容に反映されています。 |
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備考 /Notes |
・本授業では、USBメモリとイヤホンが必要である。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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