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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/27 現在

科目名/Subject ことばと文化
担当教員(所属)/Instructor 李 賢晙 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 共通科目
開講学期/Semester 2020年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 6
対象所属/Eligible Faculty 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2020/03/02
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この講義の狙いは、韓国の近代文学に直接触れる機会を持ち、文学作品を批評的な視点から読む力を養うことにあります。さらに文学作品を通して、戦前の日本や韓国の歴史を振り替えつつ、植民地朝鮮の文学のありようを探ります。
達成目標
/Course Goals
本講義では、戦前における韓国の近代文学史を抑えながら、主に韓国のリアリズム文学胎動以後の作品をピックアップして講読します。植民地朝鮮で育まれた韓国の近代文学が、植民地時代という歴史の時間軸と、植民地空間という空間軸においてどのように展開されていたか、その特徴を探ります。授業で扱うテクストは、日本でも翻訳されている作品ですが、内容に応じて映画も用い、多様な観点から作品理解を追究します。とりわけこの講義ではなるべくテクストに直接触れる機会を多く作ります。
授業内容
/Course contents
第一週目 イントロダクション(韓国短編小説を読む)
第二週目 玄鎮健『運の良い日』
第三週目 金東仁『甘薯』
第四週目 羅稲香『桑の葉』
第五週目 李孝石「そばの花咲く頃」
第六週目 金裕貞「椿の花」
第七週目 金東里「巫女図」
第八週目 映画『舎廊のお客さんとお母さん』を観る
第九週目 朱耀ソプ「舎廊のお客さんとお母さん」
第十週目 朴泰遠 「川辺風景」Ⅰ
第十一週目 朴泰遠 「川辺風景」Ⅱ
第十二週目 李箱「翼」Ⅰ
第十三週目 李箱「翼」Ⅱ
第十四週目 金史良「留置場で会った男」
第十五週目 レポートの書き方について
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
講義で扱う作品は殆ど短編小説です。講義の前に作品を読んできてもらいます。事前配布物は指定の場所に配置するので、各自取りに行ってください。指定場所は講義の初日に告知します。
使用教材
/Teaching materials
・『朝鮮短編小説選(上・下)』岩波書店
→絶版された(上)は配布しますが、(下)は各自手に入れてください。もし、絶版されていない場合は上・下両方とも入手してください。
・その他、配布資料。
成績評価の方法
/Grading
出席を含む授業への参加態度及び(25)、コメントカード(25%)
期末レポート(50%)
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀90点以上/優80−89点/良70−79点/可60−69点/不可59点以下
履修上の注意事項
/Remarks
1、この講義は、韓国語の知識がなくても履修できます。講義は基本的に日本語の翻訳書を用い、講義も日本語で行います。
2、テキストは『朝鮮短編小説選(上・下)』岩波書店の中にある作品を主に読みますが、こちらにない作品は配布する予定です。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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