科目一覧へ戻る | 2023/03/27 現在 |
科目名/Subject | 現代の社会 |
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担当教員(所属)/Instructor | 須永 将史 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 専門共通科目 |
開講学期/Semester | 2020年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2020/02/17 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この講義では,社会学の重要概念に関する基礎的な考え方,歴史的展開を,社会学の学説を検討することで学習してゆく.文献は適宜配布する.「役割」「システム」「機能」「行為」などの概念をつかって,社会学者がどのようなことを論じてきたのかを学ぶ.同時に,専門的な概念・用語が現代社会の課題にどう役立てられるのか,考える. 授業後半では,社会学の歴史の中でも,エスノメソドロジー(以下EM)の分野に焦点を絞って学ぶ.EMは従来の社会学とは異なった視点から,社会における人々の行為とその理解の実践について分析することを目的としている.とくに,EMのなかでも発話のやり取りに注目し分析する「会話分析」のアイデアなどについても解説する. |
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達成目標 /Course Goals |
本講義の学習目標は,受講生が,「役割」「システム」「機能」「行為」という概念とそれにまつわる社会学の歴史的展開を理解し,「自己」と「他者」についての基礎的理論的知識を獲得することである.また,人々の相互行為を題材に,エスノメソドロジーが依拠する方法上のアイデアや可能性などについて基礎的な知識を得ることである. | ||
授業内容 /Course contents |
1. イントロダクションとマックスウェーバー 2.~4. 社会学における諸理論――パーソンズ・マートン・シュッツ 5. 中間レポート提出と中間レポート解説 6.~8. 社会学におけるエスノメソドロジーの潮流1――ゴフマン・ガーフィンケル・サックス 9.~14. エスノメソドロジーになにができるか:メディア分析・会話分析 15. チャールズグッドウィンの「プロフェッショナル・ヴィジョン」 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修: 参考文献の該当ページを授業中に指示するので,授業前に一読してくること. 事後学修: 配布資料を必ず復習すること. |
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使用教材 /Teaching materials |
授業内で配布する. | ||
成績評価の方法 /Grading |
コメントペーパーの内容(10点) 中間レポート(40点) 最終レポート(50点) |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
・成績評価の方法で,90点以上を「秀」,80点以上を「優」,70点以上を「良」,60点以上を「可」,59点以下を「不可」とする. | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
本授業は社会学Ⅰ・Ⅱの発展的内容となっている.とりわけ社会学Ⅱで学ぶ社会学の古典に関する基礎的な知識が重要となる.未履修の場合は,授業内で紹介する参考文献などについて,各自自習しておくこと. | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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