科目一覧へ戻る | 2023/03/27 現在 |
科目名/Subject | 情報システム構築論 |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 三浦 克宜 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2020年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2020/02/26 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
情報システムは,情報資産(データ)を役立つ形で加工するソフトウェア(SW)および計算基盤となるハードウェア(HW)からなる仕組みである.近年のクラウドサービスの発展により,HWを自前で準備しないで複数のクラウドサービスを組み合わせて計算基盤を構築したり,情報システム全体をクラウドサービスで構築したりと,クラウドサービスが積極的に活用されている.その他に,多様なインシデントに対して,事業継続や復旧計画を強く意識した情報システム設計が注目されている.そのため,様々な形態の計算資源の中から要求定義に対して適切にサイジングできる設計能力が求められる.そこで本授業では,安全で高品質な情報システムの構築に関する方法論の習得を目指す.前半は,情報システムの仕組みやライフサイクル,情報セキュリティの三大要素,クラウドサービスの良し悪しに関して解説し,後半は,効果的なクラウドの活用法,高可用性と耐障害性を持つ情報システム設計に関して解説する.本授業は座学形式を基本とし,理解の程度を確認するために小テストおよびレポートを実施する. | ||
達成目標 /Course Goals |
1. 情報システム構築のための基礎知識や方法論を理解し,説明できる. 2. 情報システム構築の将来的な動向を理解した上で方法論を実践できる. |
||
授業内容 /Course contents |
本授業では,主に以下の内容について順に解説します. 第1回目 本授業の概要 =必要な基礎知識と最終目標を知る= 第2-4回目 情報システムの仕組みとライフサイクル 第5-7回目 共通フレームやISO/IEC15288,情報システム開発の上流工程 第8-10回目 情報システム開発のための情報セキュリティ技術 第11, 12回目 高可用性と耐障害性を持つ情報システム設計 第13-15回目 クラウドサービスを活用する情報システム設計の良し悪し |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
基礎知識(用語)や技術をより深く理解するために,事前学修としては情報系の雑誌やウェブ記事などを読むように心がけて下さい.事後学修としては授業資料や参考書籍などに目を通すように心がけて下さい. | ||
使用教材 /Teaching materials |
本授業では特に教科書を定めません.ただし授業資料をウェブサイト経由で配布します. | ||
成績評価の方法 /Grading |
小テスト,レポート,試験を基に総合的に評価します. | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
社会情報学科標準成績評価基準に従います. | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
教室の座席数を超える履修希望者がいる場合には,履修希望者の中から座席数を上限として選抜します.そのため第1回目では,履修希望者数を把握するために,簡単なアンケートを実施します. | ||
実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当する/Yes | ||
実務経験の概要 /Outline of their practical experiences |
北見工大および小樽商大の情報系センターにおける情報システム(仮想化基盤システム,認証系システム,学内NW,教育システム)の導入および運用管理 | ||
実務経験と授業科目との関連性 /Relevance between their practical experiences and the course |
トレンドの技術や手法などを講義資料に盛り込んで,今知っていて意味のある情報を提供する | ||
遠隔授業 /Online class |
|