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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/27 現在

科目名/Subject 社会情報論
担当教員(所属)/Instructor 石井 和平 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2020年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2020/02/18
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 インターネットのような情報技術の高度化によって、今日,その土台の上に成り立つ社会・文化の諸相が多大な影響を受けています。特に、政治的・経済的な思惑から生じる技術先導主義的楽観論や、逆にディストピア思想に見られるような悲観論等、多様な考え方が混在し,その現実認識を難しくしています。情報技術を土台とする社会とは、客観的・物理的実在の上に存在するばかりではなく、また様々な思惑と理念のせめぎ合いの中で、その実体が形作られていきます。情報化社会の実体を見極め、情報技術の社会・文化に与える適切な認識を得るための理論的ツールとして社会情報というフレームワーク用い、現代社会を読み解いていく予定です。なお、本年度は、「AIと憲法」のテーマで開講します。

達成目標
/Course Goals
携帯電話やタブレットを自由に扱い,SNSなどにアクティブに投稿する情報リテラシーを身につけた学生に対して情報社会の次のステージで活躍できるような基本的知識を得ることが第一の目標です。さらにグローバルな視点からの情報社会のあり方を考え、実践できる人材になることが履修者が到達すべき最終的な目標となります。
授業内容
/Course contents
1 オリエンテーション(GAFAの功罪)
2 情報社会とインターネット(1)
3 情報社会とインターネット(2)
4 情報社会とインターネット(3)
5 AIと憲法(序論)
6 AIと憲法(個人の尊重)
7 AIと憲法(自己決定原理)
8 AIと憲法(経済法)
9 AIと憲法(パーソナリティ)
10 AIと憲法(教育制度)
11 AIと憲法(民主主義制度)
12 AIと憲法(選挙制度)
13 AIと憲法(裁判制度)
14 AIと憲法(刑事訴訟)
15 まとめ
(※授業内容の順番や事例は変更になることもあります)

事前学修・事後学修
/Preparation and review class
講義後、授業で用いた資料を再度読み、理解を深めてください。

使用教材
/Teaching materials
資料は適宜提供・配布します。
成績評価の方法
/Grading
成績評価は以下の評価項目に基づいて行います。
・出席の代わりとなるレポート提出:70%
・期末レポート課題:30%
成績評価の基準
/Grading Criteria
1.レポートは以下の様な評価基準に基づいて評価します。
・各事例の内容および適用すべき理論などをどの程度理解しているか?
・課題に対して積極的な検討や考察が、どの程度行われているか?
2.さらに期末レポート課題では下記の点についても留意して評価します。
・レポートとしての形式や書式などを、どの程度守っているか。
・記述された内容の文脈が、どの程度、適切で説得力のある論理展開となっているか。
3.上記項目の合計点に応じて、90点以上:秀、80~89点:優、70~79点:良、60~69点:可、59点以下:不可、とします。
履修上の注意事項
/Remarks
レポートにおいて、他人の文章を自らが書いた文章として流用していないこと。

実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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