科目一覧へ戻る | 2023/03/27 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 金 |
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担当教員(所属)/Instructor | 金 鎔基 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2020年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2020/03/02 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
「終身雇用」という言説に象徴されるように、20世紀の産業化・近代化過程において、日本は社会関係の長期安定化を促す様々なしくみを編み出し成功してきた。だが、成功の記憶にとらわれ、21世紀に適合した変革に後れを取る場面も現れている。本授業では、雇用・働き方の問題を軸に教育、福祉の問題を絡ませつつ、日本の20世紀モデルの成り立ちと特徴を俯瞰したうえで、現在問われている変革の方向と可能性を検討する。経済社会の長期変動を読む力を伸ばすことが目的である。 | ||
達成目標 /Course Goals |
長期停滞経済からの脱却をめざし、政府は今、金融や財政、産業政策といった伝統的な経済政策をこえて、年金や医療、働き方、教育など、ライフスタイルを形づくる諸分野の改革を高らかに掲げている。これらの諸分野が互いに関連しあい全体として経済パフォーマンスに影響するという認識が背景にある。本授業では、雇用の世界における諸慣行や意識にまず焦点を合わせ、そこから関連し合う周辺の諸制度を覗き込むことによって、昨今の経済や社会の主たるイシューをトータルとして捉える知見を身に付ける。 | ||
授業内容 /Course contents |
ゼミ進行の方法は以下の二方法がある。最初の10回は1)、後の5回は2)を主とする。 1)文献輪読型: 指定された文献を読み、輪番で報告者を決め、ゼミの場で報告、ディスカッションを行う。 2)調査報告型: 指定されたテーマに対し、各自で情報や知識を集め、プレゼン、ディスカッションを行う。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
毎回指定しなくても、上記内容でわかるように、それなりの準備がないと授業内容についていけない。プレゼン担当の場合は特にそうである。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
基本テキストは、小熊英二『日本社会のしくみ』講談社現代新書、2019年(1,300円) テーマごとにその都度、必要な資料を提供することもある。 |
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成績評価の方法 /Grading |
ゼミ活動への参加・貢献度で評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
授業への参加・貢献度をみる基準: 出欠状況 プレゼン準備及びパフォーマンス ディスカッションへの参加度 以上の活動から見えてくる学習の度合い |
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実務経験者による授業 /Courses conducted by the ones with practical experiences |
該当しない/No | ||
遠隔授業 /Online class |
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