科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | グローバル特講 |
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担当教員(所属)/Instructor | 穴沢 眞 (商学部) |
授業科目区分/Category | YOUC PROGRAM |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/07/18 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この授業では、まず、企業の海外進出の源泉となる競争力について、基本となる考え方を習得することを目指します。そこでは比較優位に対比される、競争優位の考え方を主に議論します。その上で、日本の産業の競争優位を形成する4つの条件について考察します。さらに、日本の企業及び産業を取り上げ、より詳細に競争優位について考察します。最終的に理論を応用し、自ら企業もしくは産業の競争優位を分析する能力の構築を目指します。 授業はゼミ形式で行い、担当者の報告をもとに議論します。履修者は毎回レジメを提出しなければなりません。 |
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達成目標 /Course Goals |
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授業内容 /Course contents |
第1~3週 競争優位の基礎理論 予習課題 競争優位や比較優位などの理論について、基本的な事項を調べる。 復習課題 基礎理論について関連図書を読み、理解を深める。 第4~5週 日本の競争優位 予習課題 過去における日本の成功事例について調べる 復習課題 特定の産業を取り上げ、より深くその特性を理解する。 第6~9週 日本政府モデル 予習課題 各国の経済的、社会的、また、制度的背景などについて基礎的な事項を調べる。 復習課題 特定国の産業がいかにして競争力を持つに至ったかをその国の特徴をもとに考察する。 第10~11週 日本モデルの再考、過去の競争力の源泉についての考察 予習課題 日本経済及び主要産業の成長実績の把握。 復習課題 競争優位理論をもとに日本の産業の分析を行う。 第12~13週 日本の競争力、現時点で競争力を持つ産業の分析 予習課題 近年の日本の主要産業についてその変化をみる。 復習課題 成長産業において競争優位を規定する条件を探る。 第14~15週 今後の政府、日本企業のあり方 予習課題 政府の政策面での役割 復習課題 企業の戦略のあり方 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
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使用教材 /Teaching materials |
以下のテキストを使用します。 マイケル・ポーター『競争戦楽』ダイヤモンド社(On Competition) マイケル・ポーター、竹内弘高『日本の競争戦略』ダイヤモンド社(Can Japan Compete?) |
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成績評価の方法 /Grading |
評価要素は以下の通りです。 出席率 20% 授業への参加度(特に討論への参加)40% 事前課題、レジメの提出 10% 期末ペーパーの提出 30% 毎回レジメを提出してもらいます。期末ペーパーのテーマの選択、記述方法については授業の中で説明します。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100~90):競争優位について秀でた理解力を示し、ダイヤモンドモデルを応用して、さまざまな産業について秀でた分析をすることができる。 優(89~80):競争優位について優れた理解力を示し、ダイヤモンドモデルを応用して、さまざまな産業について優れた分析をすることができる。 良(79~70):競争優位について良い理解力を示し、ダイヤモンドモデルを応用して、さまざまな産業について良い分析をすることができる。 可(69~60):競争優位について理解力を示し、ダイヤモンドモデルを応用して、さまざまな産業について分析をすることができる。 不可(59~0):競争優位について十分な理解力を持たず、ダイヤモンドモデルを応用して、さまざまな産業について分析をすることができない。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
この授業は英語で行います。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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