科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 日本史 |
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担当教員(所属)/Instructor | 吉嶺 茂樹 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/02/12 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本講義は、日本史(通史)の概説です。次期学習指導要領では、中学校社会科における歴史分野でも配当時間が増え、さらに高校では「歴史総合」という、日本史と世界史を融合して学ぶ新しい科目が必修になります。このように、皆さんの中学時代とは教育現場で教える内容が全く違う状況が2022年度から来ますので、それに対応できるような内容を伝えるのが講義の目的です。方法は講義形式が中心ですが、映画や図版、音楽や自作の動画教材などをできるだけ取り入れ、わかりやすい講義にしたいと考えています。高校時代に日本史を通史で最初から最後まで勉強しなかった学生にとっても有意義な講義になると思います。 | ||
達成目標 /Course Goals |
①年の歴史学の研究成果を踏まえて書き換えられた内容も含めて、社会科の教科書記述が教員レベルで理解できること(何を教えたら、日本史を理解したことになるのかを考えること) ②高等学校で通史の日本史を学習しなかった人が通史の知識を得ること が達成目標です。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回:中学生や高校生に教える「歴史を総合する営み」とは何か。何が要求されているのか。 第2回:原始古代 第3回:飛鳥~奈良時代 第4回:平安時代 第5回:鎌倉時代 第6回:室町時代 第7回:江戸時代① 第8回:江戸時代② 第9回:江戸時代③ 第10回:明治時代① 第11回:明治時代② 第12回:大正時代 第13回:昭和時代① 第14回:昭和時代② 第15回:21世紀を歴史的に展望する-皆さんたちの生育歴と歴史学 定期試験 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
毎日図書館に届く全国紙の新聞を読むこと。事後学修としては、ニュースをみる習慣をつけること。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
・帝国書院『中学歴史』(検定教科書:皆さんが中学時代に習っていたものとは内容が全く違いますので、本学でまだ教職の授業を一度も履修していない人は新しく購入してもらいます。(昨年外国史を履修した人は同じ教科書です。教科書自体は、連休明けに入手となると思います。教育現場に行き渡るのが先だからです。) ・講義ノートをこちらで用意しますので、それをとじるためのクリアファイルを1冊用意してください。 |
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成績評価の方法 /Grading |
評価は試験(論述形式のテストで持ち込み可・70点分)と、毎回の授業内で行う討論やミニットペーパーの提出(30点分)で行います。試験は丸暗記を要求する試験ではありません。日本史の通史の中に、自分が生きてきた時代(1990年代末~)を歴史的に考えたいという社会科・公民科教員としての意欲を見ます。積極的な受講を期待しています。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
上述の通り。秀(100-90)優(89-80)良(79-70)可(69-60)不可(59-0)。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
歴史学の通史ですから、話の前後関係が大事になるのと、毎回のディスカッションが大事ですので、出席を重視します。教育現場では今後「対話的な学び」が重要視されるからです。このため様々な事情で事前に欠席が分かる方は連絡を下さい。学修が可能な方法を考えます。 | ||
備考 /Notes |
教員実務経験:有(高等学校教員) | ||
遠隔授業 /Online class |
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