科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 英文学史II |
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担当教員(所属)/Instructor | 高橋 優季 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/02/23 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本講義のテーマは「美しく永遠なるもの」です。広くロマン派の詩作品を中心的に取り扱います。 'A Thing of Beauty is a joy for ever'(美なるものは永遠の喜びである)という名言を残した英国詩人ジョン・キーツの作品を筆頭に、同時代のロマン派詩人の作品を多く取り上げます。その上で、当時の文学史における「美」なるものについて考察します。 また、同時代の視覚芸術との関係も追っていきます。19世紀後半にかけて、キーツの詩作品に触発されて作られた絵画やステンドグラスと比較しながらテキストを読んでいくことで、作品世界の視覚的な広がり、想像力の深さを読者も養うことを目指します。 |
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達成目標 /Course Goals |
現代の私達読者が、異なる時代に外国語で書かれた文学を読む時に必ず要求される作業として、一つ一つの詩語の意味をたとえ自分が「分かり切っている」と思っているはずの英単語でも改めて確認しながら読み進めることが重要です。そうすることで、正確かつ丁寧に英文を読めるようになることが第一の目標です。 また、ラファエル前派の系統をひく英国画家 Arthur Hughes(1831-1915), 20世紀初頭にアイルランドで活躍したステンドグラス作家 Harry Clarke(1889-1931)に注目し、彼らが 'The Eve of St. Agnes'(聖アグネスの前夜)をはじめとするキーツの美しく幻想的な世界を、絵画やステンドグラスといった視覚表現によってどう再現したか、テキスト解釈との相互関係についても探究・考察を深めます。 |
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授業内容 /Course contents |
以下の作品を主に取り扱っていきます。 John Keats 'The Eve of St. Agnes'(1820)「聖アグネスの前夜」 'A Thing of Beauty (Endymion)' 'Isabella, or the Pot of Basil' William Wordsworth 'I wandered lonely as a cloud' (The Daffodils) 'The Rainbow' 'The Tables Turned' Samuel Taylor Coleridge 'Kubla Khan, or, A Vision in a Dream. A Fragment' 'THe Ancient Mariner' |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
[事前学習] 予習は絶対必要。予め授業で扱うと決められたテキストや資料を、まずは自分で読んで内容を把握してくること。分からない単語なども全て調べてくる。 [事後学習] 各自で復習する。授業のなかで受けた説明をもとに、文法的理解として不足だった部分を見直すことが重要。新しく覚えた単語やフレーズなども、発音と共に繰り返し見て書き取り直し、声に出して読み直すことで知識として定着させる。 |
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使用教材 /Teaching materials |
以下の教科書を購入していただきますが、詳細は授業にて指示します。 Jessica O'Donnell, Harry Clarke: the Eve of St. Agnes, (Dublin: Dublin City Gallery The Hugh Lane, 2012). 伊木和子 注釈『The Eve of St, Agnes and Other Poems(聖アグネス祭前夜ほか)』(研究社小英文業書)(研究社、2001年版)1,400円。 |
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成績評価の方法 /Grading |
期末試験 (60%) レポート提出評価(30%。回数と提出時期など詳細は授業で指示します。) 予習と参加状況(10%。出席回数ではありません※) ※受け身になって一方的に聴講するのではなく、意見や質問を述べていただけるような積極的な参加を参加状況として評価いたします。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
AA(秀)90~100 A (優)80~89 B (良)70~79 C (可)60~69 D (不可)0~59 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
授業には全体の三分の二相当は出席してください。三分の一欠席すると不可ということです。(公欠、病欠などの相談は応じます) 授業開始より20分以上後の入室は遅刻とみなします。遅刻3回で欠席一回分としてカウントします。(やむを得ない理由で遅れた場合は事後報告で良いので説明してください) 授業中に無断で教室を出入りすること、許可なく携帯電話やスマートフォンを使用すること、教室最後列から着席すること、寝ることは禁止します。これらの禁止事項を行う場合は、受講拒否とみなします。 辞書はできるだけ持参しましょう。 |
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遠隔授業 /Online class |
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