科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 生物学II |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 片山 昇 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 7 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/02/08 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
遺伝子組換え植物やiPS細胞など、生物学の新しいテクノロジーは、毎日のようにニュースで取り上げられている。本講義では、社会を発展させてきた生物学の側面を概説しつつ、特に「医療」と「農業」に関するバイオテクノロジーの基本原理とその用語を身につけることを目的とする。授業はパワーポイントを用いて行い、毎回プリントを配布する。 本講義の履修を通して獲得が期待される能力は以下の通りである; ・遺伝子診断や遺伝子の組換えの概要を説明できる ・動物や植物がもつ免疫機構を説明できる |
||
達成目標 /Course Goals |
・ゲノムについて理解している ・免疫について説明できる ・環境保全型農業について説明できる ・社会に果たす生物学の役割を考察できる |
||
授業内容 /Course contents |
第1回 オリエンテーション 第2回 がんという病気を「細胞」と「DNA」から理解する① 第3回 がんという病気を「細胞」と「DNA」から理解する② 第4回 遺伝子と病気① 第5回 遺伝子と病気② 第6回 肥満の科学 第7回 バイオテクノロジーの基礎を学ぶ 第8回 ゲノムプロジェクト 第9回 体細胞クローンと多能性細胞 第10回 iPS細胞を用いた応用科学 第11回 ヒトはどのように病原体に備えるか? 第12回 植物が病害虫から身を守る方法 第13回 農業害虫とヒトの戦い(総合的害虫管理) 第14回 有用生物の利用と開発 第15回 まとめ |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
本講義の目的は、バイオテクノロジーの基本概念とその用語を身につけることである。日頃からニュースなどで最新の情報を仕入れ、生物学の動向に関心を持つよう心がけていて欲しい。 ・シラバスの「授業内容」で分からない単語があれば、授業前にその意味を調べておく ・生命倫理について自分の意見を持っておく ・授業中に配布するプリントで復習する |
||
使用教材 /Teaching materials |
特定な書籍を教科書にしないが、以下を参考書とする:武村政春(他)「Primary大学テキスト これだけはおさえたい生命科学」(実教出版)、吉村成弘「大学で学ぶ身近な生物学」(羊土社)、田村隆明「基礎から学ぶ遺伝子工学」(羊土社) | ||
成績評価の方法 /Grading |
平常点(40%)と期末試験の結果(60%)により評価する。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
授業中に実施する4回程度のレポートの結果を平常点とし、それに期末試験の結果を加えた総合100点満点で評価する。評価基準は以下の通り; 秀(90点以上)、優(89〜80点)、良(79〜70点)、可(69〜60点)、不可(59点以下) |
||
履修上の注意事項 /Remarks |
生命科学の技術は日進月歩で発展している。日頃からニュースや新聞をみて、生物学に関する話題をチェックして欲しい。講義で用いるスライドのコピーをプリントとして配布する。プリントの各所に空白を設けているので、講義を聴きながら空白を埋め、「聴くこと」と「書くこと」で要点を覚えて頂きたい。 | ||
遠隔授業 /Online class |
|