科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 佐々木 香織 3年ゼミ |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐々木 香織 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 4 , 木/Thu 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/03/06 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
The theme of this seminar is to explore various issues surrounding our daily life through the lens of social science, in particular, sociology. The course offers also to improve "social science literacy" both in English and in Japanese. As social science methodology has basically developed in English (and French), participants surely find benefits in learning social science in English. この研究会の主題は、身の回りの問題や社会的な現象をより論理的で実証的に追究することです。すなわち「社会科学」の基礎体力を養う講座となります。 更にその力を「英語」でも付けてもらうことを企図しています。社会科学―それらを説明する言葉、理論、方法を含めた総体―は、英語(とフランス語)で主に発達してきました。そのため、社会科学を英語で学ぶということは、社会科学のエッセンスをつかむことを容易にするからです。特に、翻訳により煩雑化・矮小化されてしまったものが多い経済的・社会的な概念は、そのメリットは大きいでしょう。 |
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達成目標 /Course Goals |
The following are the seminar objectives and goals for students: ① To improve “social science literacy” both in English and in Japanese. ② To develop “critical thinking” skills. ③ To acquire insight into sociological approaches towards various socio-economic, socio-political, socio-historical, and socio-cultural issues. ① 社会における経済、政治、歴史、文化的な課題に取り組む社会学的な視座を涵養します。 ② 社会科学的なリテラシー(例えば統計的調査や聞きとり調査を読む力と実行する力)を英語と日本語で身につけます。 ③ 建設的な批判精神を磨きます。 |
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授業内容 /Course contents |
第一部 (火曜日 4講義)10月まで 教科書を「日本語の翻訳版」で読み込み、発表してもらいます。その際には、理解した社会科学の「理論」や「方法論」が、どのように実際に応用できるのかを、学生の母語と身近な社会問題・事象で組み立て直して、考察していきます。 第二部 (木曜日4-5講義 <前期> 木曜 四講義 <後期>) 10月まで 教科書を「英語」の原書で読み込み、発表してもらいます。社会科学について、日本語から英語出の理解、そして英語から日本語の思考へ繋げるという、英語で学ぶ訓練となります。 ① 発表者は正確に、英語で内容をサマライズできるようにしましょう。 ② 指定された「質問者」2名は「英語で」、内容に関して突っ込みを入れます。事前に日本語のゼミをしていますから、質問できない言い訳は許されません。 ③ 質疑応答に際しては、佐々木教官は英語の手助けをします。それにより、学生の英語で質問をする技法と訓練、英語で質問に答える技法と訓練をしていきます。語彙を増やし、英語で学ぶ力をつけましょう! ④ 前回の日本語ゼミで話された「具体例」をもとに、英語でその具体例をどう説明し、議論の発展性を英語で試行錯誤していきます。国際的に活躍できる力の第一歩ともなります。 ➄ 5時間目を利用して、aとbを隔週でやります。 ➄a 「ゼミで学ぶスタディスキル」を参考にして、に大学生としての学びの力をつけていきます。このような力なしには、社会科学の追究も、大卒の社会人として将来的な活躍も見込めないからです。 ➄b 地域貢献にかかわる調査活動です。準備からはじめ、少しずつ夏休みに調査に入れるよう仕込みをします。教科書で学んだことが、実践的に展開できる機会となるでしょう。 第三部 11月以降 夏休み―11月以降のゼミ―春休みというスケジュールで、社会現象に対する課題を探究します。それらを発表し、お互いの内容を批評しあいます。 テーマは、札幌から小樽・ニセコ・倶知安などの後志地方の地域貢献に関連するもの。 なお、地域の問題に取り組むが、英語を使うことも視野に入れることが必須です。 過去のゼミ生のプロジェクト(倶知安・ニセコの医療マップ)(倶知安・ニセコのコミュニティの多文化共生)の継承の可能性も視野に入れています。 この時期からは、英語を実践的に使うことを体験し、また、社会学の知識を用いて、データを作る・読む・分析する力を実践的に会得していきましょう! |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
3年生は「大学生らしく」、きちんと事前と事後にちゃんと勉強しましょう! | ||
使用教材 /Teaching materials |
書名 ゼミで学ぶスタディスキル【第3版】 著者 南田勝也, 矢田部圭介, 山下玲子 出版社 北樹出版 書名 社会学の考え方〔第2版〕 著者 ジグムント バウマン, ティム メイ 出版社 筑摩書房 書名 Thinking Sociologically (2nd) 著者 Zygmunt Bauman& Tim May 出版社 Wiley-Blackwell |
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成績評価の方法 /Grading |
授業の参加 65 % 発表 35 % |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
① レジュメやパワポ資料の準備 ② 発表に対する準備 ③ 発表に対する質問やコメント ①―③が、総合的に 秀) 大学生として、非常によくできている 優) 大学生として、よくできている 良) 大学生として、過不足なくできている 可) 大学生として、だいたいできている |
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履修上の注意事項 /Remarks |
グローカルセミナーとしても、(特に前期)開講しています。 グローカル副専攻の方は、考えてみてください。 |
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備考 /Notes |
exchange students from overseas can register this module. | ||
遠隔授業 /Online class |
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