科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | システム戦略論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 深田 秀実 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office |
深田 秀実(1号館433研究室 電子メールアドレス:fukada@res.otaru-uc.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 深田 秀実(随時.ただし,電子メールで教員に連絡を取り,事前に面談日程を相談してから,研究室を訪問すること(事前連絡の無い訪問は受付けない).) |
更新日/Date of renewal | 2019/02/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
企業や行政といった組織において,競争戦略的な視点から,情報技術を積極的に利活用することが求められている.しかし,単に情報技術を導入することだけでは,業務の効率化・高度化を実現することは困難であり,その組織の経営戦略や人的要因,および社会的要因との結びつきを考察し,実効性のある戦略を立案することが重要である. 本講義では,外資系IT企業で実際に働いている社員の方々を講義に招き,「講義形式」と「グループワーク形式」により,情報システム戦略の基礎知識を理解し,最新のITビジネス動向について考察することで,グローバル化が進むITビジネス環境に対するシステム戦略に関する理解を深めることを目的とする. |
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達成目標 /Course Goals |
-最新のITビジネス環境とトレンドを理解して、説明ができる。 -「グループワーク」を通じて,ITコンサルティングファームの考察フレームを経験・理解して活用ができる。 -現役で活躍している社員の生の声を通じて,今後の自分のキャリアイメージを作る基礎を作る事ができる。 |
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授業内容 /Course contents |
(1)授業の形式 授業の形式は,講義資料を用いた「講義形式」と「グループワーク」としての「Active Learning形式」のミックスとする。合わせて,レポートとグループワークの成果物・発表して理解を深める。 (2)授業計画 第1回:オリエンテーション 第2~4回:[講義形式] 情報システム戦略基礎 → 経営戦略と情報システムとの関連性 第5~14回:[グループワーク形式] 提示された課題に対して,グループディスカッションを行って,成果をまとめ,グループ毎に発表する.また,議論の過程を議事録としてまとめ,提出する. 第15回:[講義形式] 情報システム戦略に関するまとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
本講義では,講義やグループ作業の際に,専門用語を多く用いる.よって,分からない専門用語は,各自必ず調べるようにすること. ・事前学修として,資料が提示された際には授業前にmanaba からダウンロードし,熟読すること。 ・事後学修として,各自で専門用語を調べたり,グループディスカッションの過程を議事録としてまとめること. |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は特に定めない.講義資料を配布する予定. |
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成績評価の方法 /Grading |
個人評価(出席点,レポートなど)およびグループ評価(相互評価,グループによる成果物,プレゼン内容など)の”2つの軸”によって評価を行ない,これらの合計点数により成績点とする. | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
社会情報学科標準成績評価基準に従う. | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
(1)第1回目の講義で,授業計画を詳細に説明する予定.よって,第1回のオリエンテーションに必ず出席すること(学生の事情により本講義のオリエンテーションを欠席し,それにより学生が何らかの不利益を被っても,その責任は欠席した学生にあり,原則,救済措置は行なわない). (2)成績評価方法の詳細についても,第1回講義で説明. (3)本シラバスの内容とオリエンテーションでの説明に差異がある場合は,オリエンテーションでの説明が優先される. (4)本講義の受講を希望する場合は「経営システム基礎」または「情報システム管理論」を受講し,当該講義の単位を取得済みであることが望ましい. (5)本講義では,大学外の自宅等において,PCからmanaba等にアクセスし事前事後学修を行う必要があるため,自宅等において,PCからmanabaに接続できる環境が整っていない(PCがない,情報通信回線が無い等)学生は本講義の受講は困難である. (6)本講義は,ITコンサルタントを招聘し行う特別な講義であり,座学形式とは異なるグループワーク形式の授業を行うため,多人数の講義形式は馴染まない.そのため,受講希望学生が60名を超えた際には,抽選により受講学生を決定する場合がある. (7)本講義は,実際に外資系企業に勤務する現役社員(ITコンサルタント)を招聘して行う講義であり,各講師におかれては,きわめて多忙なスケジュールの合間をぬって,受講学生のために本講義を担当して頂く.受講生諸君はこのことを十分に理解し,事前事後学修を十分行って真摯な姿勢で授業に臨むこと.また,授業中においても,失礼のない受講態度を求めるので,その点に十分留意すること. |
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備考 /Notes |
教員の実務経験の有無:担当教員(深田)は,地方行政組織において,行政の情報システム戦略にあたる「情報化基本計画」の作成を担当した経験がある.また,講師の方々は,現職のITコンサルタントである. | ||
遠隔授業 /Online class |
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