科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 民法IV |
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担当教員(所属)/Instructor | 竹村 壮太郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/02/26 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
民法という法律は、日々の我々の生活を支えるルールです。そのことは、誰かと取引をする、といった場面に限られるわけではありません。婚姻関係や、親子の関係をはじめ、相続の関係などの、いわば“家族”の関係もまた、民法の規律するところなのです。そうした“家族”をめぐるルールは、これから社会で活動していく場合はもちろんのこと、大学で学ぶ今現在であっても、自ら向き合っていかなければならないものです。特に、生殖医療技術などの発達が目覚ましく、また家族をめぐる価値観も多様化している現代においては、なおのことと言えるでしょう。 そこで本講義では、民法の中でも、親族、相続法の分野を学習し、“家族”をめぐる民法の規定の現在と、その課題を探求していきます。 |
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達成目標 /Course Goals |
親族、相続法に関する法制度、基礎的知識の習得 | ||
授業内容 /Course contents |
本講義は、概ね、以下の内容で進めていきます。 1.“家族”法で何を学ぶか(オリエンテーション) 2.“親族”とは誰のことか 3.“婚姻”の条件 4.婚姻をめぐる現代的な課題(内縁、同性婚、など) 5.夫婦になるとどうなるか 6.“離婚の条件” 7.生まれた子どもと親の関係(1) 8.生まれた子どもと親の関係(2) 9.“養子”が認められるには 10.“親権”と“扶養” 11. “相続”とは / 遺言がなかった場合の相続関係(1) 12.遺言がなかった場合の相続関係(2) 13.遺言がなかった場合の相続関係(3) 14.遺言がある場合の相続関係 15.相続権の保障—遺留分とは |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
講義は教科書に沿って進めていきますので、講義に備えて、教科書の該当部分に目を通しておくようにしてください。また知識の定着には復習が重要になります。講義後、お配りした資料や教科書を読み返すようにしてください。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
(1)教科書 ・本山敦ほか『家族法(第2版)』(日本評論社、2019) (2)参考書 ・水野紀子=大村敦志(編)『民法判例百選Ⅲ 親族・相続(第2版)』(有斐閣、2018) |
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成績評価の方法 /Grading |
定期試験(70%)、小テスト(15%×2)の総計により評価します。なお、このほか、加点要素として、授業内課題を複数回提示いたします。詳細は、初回の講義でお示しいたします。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
成績評価基準は以下の通りです。 秀(100~90):親族、相続法についての基本的知識を十分に有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 優(89~80):親族、相続法についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 良(79~70):親族、相続法についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 可(69~60):親族、相続法についての基本的知識を有しているか、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 不可(59~0):親族、相続法についての基本的知識を欠いており、法的問題を論理的に解決する能力が不十分である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
(1)教科書は各自で購入し、持参してください。講義後の復習をお忘れなく。また、ポケットサイズの六法は、必ず、毎回、持参するようにしましょう。 (2)親族、相続法の分野を全15回で行うため、講義は、各問題点をピックアップし、受講生と共にそれを考えていく形で進めていくことを予定しています。受講生の皆様の予習に期待いたします。 |
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遠隔授業 /Online class |
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