科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 民法・基礎I |
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担当教員(所属)/Instructor | 橋本 伸 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/08/06 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
【授業の目的】 本講義では、民法典のうち「民法総則」の部分を取り上げ、主要な制度および概念について概説する。 【授業の方法】 講義形式による。 |
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達成目標 /Course Goals |
①民法総則の主要な制度および概念を理解すること ②民法総則の主要な制度および概念を具体的な事案に適用することができること |
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授業内容 /Course contents |
第1回 オリエンテーション 第2回 民法概論①:民法の意義、民法の解釈 第3回 民法概論②:民法典の構成と概観 第4回 権利の主体:人(自然人)(附:法人) 第5回 権利の客体:物 第6回 法律行為(契約)①:法律行為の概観、契約の無効原因(1)(公序良俗違反、強行規定違反) 第7回 法律行為(契約)②:契約の無効原因(2)(心理留保、虚偽表示、意思無能力) 第8回 法律行為(契約)③:契約の取消原因(1)(制限行為能力) 第9回 法律行為(契約)④:契約の取消原因(2)(詐欺、強迫) 第10回 法律行為(契約)⑤:契約の取消原因(3)(錯誤取消し、取消しの概要) 第11回 代理①:代理の基本的仕組み 第12回 代理②:無権代理 第13回 代理③:表見代理 第14回 時効①:時効の概観 第15回 時効②:取得時効、消滅時効 ※講義内容は、あくまで予定であり、進行の具合により変更になることがありうる。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
【事前学習】 各回の該当する部分のテキストを読んでおくこと(講義は読んでいることを前提に進める) 【事後学習】 講義の内容を確認し、判例百選等で事案を確認すること |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書 ①永田眞三郎ほか『エッセンシャル民法 民法入門・総則(第5版)』(有斐閣、2018) ②六法(最新版。ポケット六法等の簡易なものでよい) ※教科書は事前学習用のものです(講義は読んでいることを前提に進める) ※六法なしでは民法の講義を理解することは不可能であるので、毎回必ず持参すること。 参考書 ①潮見佳男=道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ総則・物権(第8版)』(有斐閣、2018年) ②四宮和夫=能見善久『民法総則(第9版)』(弘文堂、2018) |
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成績評価の方法 /Grading |
期末試験(100%)で評価する。持ち込みは一切不可とする。 ※詳細は、第1回のオリエンテーションで説明しますので、受講を考えている方は必ず参加すること。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀(100~90):民法総則についての基本的知識を十分に有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 優(89~80):民法総則についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 良(79~70):民法総則についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 可(69~60):民法総則についての基本的知識を有しているか、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 不可(59~0):民法総則についての基本的知識を欠いており、法的問題を論理的に解決する能力が不十分である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・民法は、民法基礎Ⅰ~民法Ⅳをすべて受講しなければ理解できません。民法基礎Ⅱ以降の講義は、民法基礎Ⅰの知識を前提として行われます。民法基礎Ⅰを知らずに、その後の民法基礎Ⅱ以降の講義内容は理解できませんので、ご注意ください。 |
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遠隔授業 /Online class |
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