科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 国際会計論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 松本 康一郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 , 水/Wed 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/01/30 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
目的:今日の企業会計において世界標準としての地位を確立している「国際財務報告基準(IFRS)」について,①各国・地域の会計制度における3通りの対応(コンバージェンス・アドプション・エンドースメント) を理解し, ②IFRSの適用を巡るこれまでの展開と日本の会計制度における課題を理解する。さらに ③IFRSのうち企業経営に重要な影響を与える各基準について,それらの概要と課題を理解する。 方法:上記目的の①と②に関するこれまでの展開を学ぶとともに,IFRSがどのような経緯と仕組みにおいて策定されてきたのかを学ぶ。さらに,目的の③を達成するために,IFRSの各基準と日本の会計基準との比較検討を行う。 |
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達成目標 /Course Goals |
①IFRSを中心とする国際会計の現状を理解するとともに,その現状が日本の会計制度・企業経営に与える影響を理解することを目標のひとつとします。 ②企業経営にとって重大な影響を与える会計テーマについて,日本の会計基準とIFRSとの異同を理解できることを,今ひとつの目標とします。 |
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授業内容 /Course contents |
以下の順序で,授業を進めます。 1 国際会計の領域: グローバル・スタンダードの必要性 2 グローバル・スタンダードの策定に向けての2つの要因と推進力 3 国際会計基準(IAS)に関する2000年までの展開 4 国際財務報告基準(IFRS)に関する2001年以降の展開 5 IFRSの策定プロセス 6 IFRSの会計構造 7 IFRSにもとづく財務諸表 8 概念フレームワーク 9 コンバージェンス(共通化)に向けての諸外国の展開 10 コンバージェンスに向けての米国の展開 11 日本の企業会計制度における問題点 12 日本における会計ビッグバンの概要 13 日本におけるコンバージェンスの概要 14 日本におけるエンドースメントの概要 15 IFRSの初度適用 16 連結会計制度の位置づけ 17 連結財務諸表の作成基準 18 外貨換算会計の概要 19 キャッシュ・フロー計算書とキャッシュ・フロー情報の重要性 20 キャッシュ・フロー計算書の作成 21 伝統的金融商品会計の概要 22 新金融商品(デリバティブ)会計の概要 23 退職給付会計の概要 24 退職給付会計の実践 25 減損会計の概要 26 収益の認識 27 引当金の計上基準 28 企業結合会計の概要 29 企業結合会計の実践 30 総復習 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
本科目受講前の準備学習として,会計学(財務会計)に関する入門書(例えば,桜井久勝『会計学入門』日経文庫)を通読しておいてください。 さらに,毎授業前には,上記授業計画に関わるテキストの該当箇所,およびmanabaに掲載する講義ノートを通読しておいてください。 |
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使用教材 /Teaching materials |
あずさ監査法人編『すらすら図解 新IFRSのしくみ』中央経済社を教科書として使用する。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
出席点と授業時に実施する事後課題の成績および定期試験の成績にもとづいて,最終評価を決定します。なお,6回以上の授業欠席者には,最終評価を与えません。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
出席点(10%),事後課題の成績(20%)および定期試験の成績(70%) | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
1 松本がmanabaに掲載する講義ノート等を,受講生自らが印刷して授業に臨んでください。 2 授業中に受講生としてのマナーやルールを守れない者には,教室から退出していただきます。 |
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遠隔授業 /Online class |
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