科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 経営と会計 |
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担当教員(所属)/Instructor | 籏本 智之 (商学研究科) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/02/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
大量生産と多角化で大規模かつ複雑となった企業を効果的に経営するために20世紀に登場した管理会計は、その後も企業や非営利組織の多様な問題を解決するために発展しており、非常にエキサイティングなものである。しかしながら、経営のダイナミズムと会計の精密さが融合するので、その面白さを理解するには大量の学習や経験を必要とする。そこで、面白さに少しでも早く近づけるように、本科目では管理会計で学習するテーマから基礎的なトピックをいくつか選んで本格的な授業科目との架橋となるような授業を行う。方法としては反転授業のほか、ケースやプロジェクト形式も採用する。反転授業とは、講義内容を事前に動画で自宅学習してもらい、授業に臨んでもらう形式である。また、テーマごとにケース分析を行ってもらう。さらに実際の企業からなるポートフォリオを擬似的に組んで、パフォーマンスを報告してもらう。 | ||
達成目標 /Course Goals |
管理会計のいくつかのテーマについて、目的と基本的な方法を理解し、ケースやプロジェクトで適用することができること。 | ||
授業内容 /Course contents |
(1) 複式簿記の原理 (2) 財務諸表作成の概要 (3) 財務諸表分析 (4) CVP分析 (5) 企業価値評価 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
講義日の事前学修として動画を閲覧して、分かりにくい所を明らかにしてくること。ケース日の事前学修として、ケースに対する答えをケースレポートとして作ってくること。さらにポートフォリオのパフォーマンスレポートを作ってもらう。 事後学修として授業内容を復習すること。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は指定しないが、資料をmanabaを通じて配付する。 参考書: 小樽商科大学ビジネススクール編『MBAのための財務会計(三訂版)』同文舘出版(2014)、桜井久勝『財務諸表分析(第7版)』中央経済社(2017)、廣本敏郎・挽文子『原価計算論(第3版)』中央経済社(2015)、伊藤邦雄『新・企業価値評価』日本経済新聞社(2014)。 その他: 『日経会社情報』最新号、『会社四季報』最新号、『日本経済新聞』。 |
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成績評価の方法 /Grading |
ケースレポート、パフォーマンスレポートおよび試験を点数化して評価する。詳細は第1回で示します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
レポートと試験の合計が90点以上を「秀」、80~89点を「優」、70~79点を「良」、60~69点を「可」、59点以下を「不可」とする。 「秀」:管理会計の基礎的事項に関する授業内容をほぼ完璧に理解していること。 「優」:管理会計の基礎的事項に関する授業内容を十分に理解していること。 「良」:管理会計の基礎的事項に関する理解が不十分な点はあるが、一定の理解はあると認められること。 「可」:管理会計の基礎的事項に関する理解が不十分な点は目立つが、限定的な範囲の理解はあること。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・第1回目の時に詳細なガイダンスを行います。 ・簿記原理を履修していることを強く推奨する。 ・WebでのYahoo! ファイナンスの閲覧、エクセルでの作業がプロジェクトで必要となります。スマートフォンでの作業は無理です。実習室のパソコンの方が効率的かつ効果的に作業できます。 ・ケースレポートやパフォーマンスレポートについて締切後は一切受け取りません。 ・入門科目とは言え会計科目である以上、学ぶ姿勢として誠実であることが求められる。 |
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遠隔授業 /Online class |
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