科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 才原 |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 才原 慶道 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/02/26 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
法学のうち、具体的な制定法を対象とする実定法学という分野では、法律に何が書かれているかが議論の出発点になります。しかし、条文独特の言い回しもあり、慣れるまでは、読んでもなかなかすぐには意味を掴みかねないものもあるでしょう。そこで、まず、学習の第一歩として、法律の条文を読むにあたって知っておくべき、基本的な約束事について学ぶことにします(1)。 条文とともに研究の素材になるのが、「判例」とも呼ばれる、過去の裁判例です。そして、これまでの法学の学習では、判例研究という方法がしばしば採られてきました。「判例」とはいったい何でしょうか。下記『判例を読む』の講読を通じて、その一端に触れるとともに(2)、実際に判例研究に挑戦してもらいます(3)。 (以下の欄の(1)~(3)は、上記の(1)~(3)にそれぞれ対応しています。) |
||
達成目標 /Course Goals |
(1)法律の条文を読んで、その条文に書かれていることの意味を、ある程度理解することができるようになること。 (2)「判例」とは何か、おおよその理解を得ること。 (3)判例研究に取り組むことによって、その具体的な方法を知ること。 |
||
授業内容 /Course contents |
(1)下記『条文の読み方』の輪読(4回程度を予定)。 (2)下記『判例の読み方』の輪読(4回程度を予定)。 (3)判例研究(5回程度を予定)。私法系の重要な裁判例をいくつか取り上げる予定です。 このほかに、附属図書館主催の情報検索講習が1回予定されています。 |
||
事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修として、 (1)(2)下記『条文の読み方』または『判例の読み方』の指定された部分をよく読んでくること。 (3)判例研究では、発表者は、レポートの作成を含む、発表の準備を、それ以外の人は、その裁判例を読むなど、議論に参加することができるようにしてくること。 事後学修として、 各自がこれまで培ってきた方法による復習。 |
||
使用教材 /Teaching materials |
(1)法制執務用語研究会『条文の読み方』(2012年、有斐閣) (2)青木人志『判例の読み方』(2017年、有斐閣) ただし、開講までに改訂があれば、最新の版を使用します。 |
||
成績評価の方法 /Grading |
① 出欠の状況 ② 発表の内容を含む、授業への取り組みの態様 によって評価します。 |
||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
オリエンテーションの際に説明します。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
履修を希望する学生は、志望理由書(1000字以上、その他の様式は自由。)を提出してください。提出期限・方法は、オリエンテーションで指示しますので、オリエンテーションには必ず出席してください。履修希望者多数の場合は、志望理由書によって選考します。 授業には、必要に応じて、上記『条文の読み方』または『判例の読み方』を持参してください。また、法律の条文を授業中に随時参照することができるようにしておいてください。 |
||
遠隔授業 /Online class |
|