科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 総合科目Ib |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐山 公一 (商学部) , 高橋 大洋 (商学部) , 吉田 政弘 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2019年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2019/03/14 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本科目の目的は三つあります。一つは(1)SNS(ソーシャルメディア)を上手に使えるようになることです。二つ目は小樽でフィールドワーク(取材)を行うことで,(2)現場から,活きた情報を得る技術を身につけることです。そして,三つめは,小樽の情報を「おたるくらし」Facebookページに掲載することで,(3)不特定多数に向けて積極的にかつ自信をもって情報発信できるようになることです。 本科目は大学に入ってとる最初の授業の一つです。大学での授業の受け方を身につけてもらうことも大きな目標です。楽しみながら,積極的に行動し授業に関わることで,ストレスなく受講できます。授業内容のところで,(1),(2),(3)を詳しく説明します。 |
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達成目標 /Course Goals |
本科目を履修することで,みなさんは次のことができるようになります。 ● 「小樽」のことを誰かに語ることができる。 ● 誰にどのように伝えるかを意識した文章が書ける。 ● インターネットやSNSの活用に必要な,基礎的知識が身につく。 ● より良く,インターネットやSNSを使えるようになるために自分に何が必要か,一人ひとりの課題を把握できる。 ● インターネットやSNSを経由したコミュニケーションを,自信をもってかつ安全に行える。 |
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授業内容 /Course contents |
(1) ソーシャルメディアを上手に使う 将来社会に出ると,職場からは当たり前のように,SNSを含むインターネットを「活用」する力が期待されます。また,大学生としての学習や卒業研究はもちろんのこと,就職活動を進めるときにも,インターネットの活用力は必須です。すでにスマートフォンやLINEを日常的に使っている人は多いでしょう。ですが,積極活用とまで言われるとどうでしょうか。本科目では,インターネットやSNSを用いた,効果的な情報の収集・発信の技術について学びます。 みなさんは,中学生や高校生のときに,学校で「安全な利用のためのルールやマナー」や「ネットでしてはいけないこと」を教わってきたと思います。本科目では,そうしたことがらを整理しながら,その背景にあるインターネットメディアの特性,ネット利用者の心理とネット上のコミュニケーション行動,さらには,ネット上の情報流通のプラットフォームとしてのSNS運営事業者の行動などについて,身近に起こった事例を交えながら,学んでいきます。 (2) フィールドワーク(取材)を行う SNSから発信するテーマを,大学を出て探してもらいます。小樽をフィールドワークの場所と考えて,小樽の隠れた観光情報を自分で取材します。まだ知られていないけれど,行ってみる価値がある,と思える場所を見つけてください。すでに知られている小樽の有名な場所でもかまいません。人が違えば,見方も変わります。また,同じ人でも季節や時間が変われば見方は変わります。フィールドワークを通して知りえた小樽の場所を取材して,写真を撮り,その場所の魅力を800字前後の文章にまとめてもらいます。フィールドワークにグループで出向いてもかまいませんが,写真と文章そのものは,一人ひとりがそれぞれ撮って,書いてもらいます。同じ写真や文章は評価されません。 (3) Facebookページに掲載できるようにする 演習の時間を複数回設け,演習の時間の中で,フィールドワークをして得た文章をFacebookページの記事(写真と文章)に出せるように,仕上げてもらいます。みなさんに書いていただいた記事の中で良いものは実際に「おたるくらし」Facebookページ https://www.facebook.com/OtaruClass/ に掲載します。掲載されると1万人以上の人に読んでもらえます。思わぬコメントがつくこともあります。 具体的な授業内容は以下のようになっています。この他に演習の時間があります。授業の日程は下記ホームページにあります。 ● デジタル機器,インターネット,言葉,映像を使ったコミュニケーション(佐山担当) 【SNSを活用するための知識と技能】(高橋担当) ● メディアとしてのインターネット(従来メディアとの違い) ● インターネットメディアはなぜ無料なのか(われわれ利用者は「お客様」か) ● インターネットメディアの持つポテンシャル(活用の可能性) ● インターネットメディアの特殊性(日常感覚とのズレについて知る) ● インターネットメディアによる情報収集の技術(魅力と注意点) ● インターネットメディアによる情報発信の技術(人間の心理の理解や手段選び) ● 地域の課題解決へのメディア活用実践(「おたるくらし」Facebookページの運営の理解) 【地域(小樽)を発信するための知識と技能】(吉田担当) ● メディアを通した「小樽」の伝え方の実例 ● 小樽のブランディング ● 小樽を知る:小樽の過去と現在 ● 小樽の何を書くか? ● 小樽ブランドの伝え方 ● Facebookでの記事の書き方 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前に学んでおくことはありませんが,積極的にやってやろうという心構えをもって授業にのぞんでください。 本科目を学んでいれば,積極的な授業活動に慣れるので,他の総合科目や地域連携科目も違和感なく受講することができます。学生のうちに自ら起業することもできるかもしれません。 |
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使用教材 /Teaching materials |
『学生のためのSNS活用の技術 第2版』(佐山編著,高橋・吉田著)講談社刊(2018年2月) 印刷資料も配布します。 |
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成績評価の方法 /Grading |
期末試験の結果,「おたるくらし」Facebookページの記事提出内容,講義出席状況にもとづいて評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
フィールドワークができて,アウトプットが出せれば(「おたるくらし」Facebookページ向けの写真と文章が作ることができれば)合格ライン(可以上)とします。授業とフィールドワークを楽しんで良い写真と良い文章が書ければ,それに応じて秀,優,良をとることもできます。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
毎回出席して,授業と演習,それにフィールドワークを楽しんでください。下記ホームページにより詳細な授業の案内があります。ぜひご覧ください。 | ||
リンク先ホームページアドレス /URL of syllabus or other information |
https://media-literacy.jimdo.com/ |
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備考 /Notes |
本科目(総合科目Ⅰb)と総合科目Ⅰaはどちらか一つの科目だけ,とることができます。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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追加情報 /Additional information |
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シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した /made this syllabus according to the guidelines |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |