シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 日本語学
担当教員(所属)/Instructor 高野 寿子 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2019年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 4
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 高野 寿子(1号館 434号室)
オフィスアワー/Office hours 高野 寿子(TBA)
更新日/Date of renewal 2019/02/27
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この授業では、日本語の広い意味での文法を言語科学的に研究します。つまり、日本語を言語現象としてよく観察し、記述し、分析し、そこから法則性(文法)を見つける努力をします。そうすることは、日本語を母国語とする学生には、自らの母国語に対する知識を意識化することですし、日本語を外国語として、主にその運用能力の習得に専念してきた留学生には、日本語を言語体系として概念的に把握する機会ともなります。日本語を一言語として客観的に把握することで、それを他の言語と比較することも可能になります。日本語を他の言語と比較することで、言語一般が有する様々な性質(普遍性)や、個々の言語が持つ特殊性を学ぶことができます。
達成目標
/Course Goals
言語体系としての日本語への理解を深めることが、この授業の主な目的です。
授業内容
/Course contents
この授業では、主に三つのことをします。まず、日本語を言語科学的に検証するために最低限必要な理論的道具立てとして、言語学の基礎的な概念や枠組みについて学びます。次に、普段使っている日本語の一部を抽出して観察し、習った言語学の概念や枠組みを使って分析する練習(フィールドワーク)をします。最後に、日本語以外の言語(ここでは英語)で書かれた教科書や論文の抜粋を講読します。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
授業計画(授業開始時に詳しいスケジュールを渡します。)を見て、その日授業でどんなことをするかを確認し、教科書の欄連する箇所をあらかじめ読んでおく。
中間、期末試験の前にStudy Sheetを配布しますから、それを使って試験の準備をする。
使用教材
/Teaching materials
An Introduction to Japanese Linguistics,
Natsuko Tsujimura, Blackwell Publisher (抜粋)
「はじめての人の言語学」植山あゆみ著、くろしお出版
成績評価の方法
/Grading
課題として読む副読本と授業の内容をどの程度理解しているかを確認する小テストの成績と、フィールドワークのレポートの内容、中間、期末試験の結果を基に、成績を出します。

成績評価の基準
/Grading Criteria
小テストとフィールドワークのレポートを50%、定期試験を50%として成績を算出します。
履修上の注意事項
/Remarks
英語の教材を使用しますので、英語の読解力が前提となります。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る