シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 外国史
担当教員(所属)/Instructor 吉嶺 茂樹 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 教職科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 5
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/02/08
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義は、世界史通史の概説です。次期学習指導要領では、中学校社会科における歴史分野で世界史の内容が5時間増えて、その増えた分は世界史の内容になります。高等学校の必修から世界史(A/B)が外れるためです。このように、皆さんが中学時代学習しなかった内容を教育現場で教える状況が来ますので、それを補うのが講義の目的です。方法は講義形式が中心ですが、映画や図版、音楽や自作の動画教材などをできるだけ取り入れ、わかりやすい講義にしたいと考えています。
達成目標
/Course Goals
①近年の歴史学の研究成果を踏まえて書き換えられた内容も含めて、教科書記述が教員レベルで理解できること②高等学校で通史の世界史を学習しなかった人が通史の知識を得ること
が達成目標です。
授業内容
/Course contents
第1回:中学生や高校生に教える「歴史の基礎」とは何か-現代史からさかのぼる歴史
第2回:古代アジア史概説Ⅰ 中華世界・インド史
第3回:古代アジア史概説Ⅱ オリエント・イスラム世界
第4回:古代と中世をつなぐ-海域アジア・中央ユーラシアの世界
第5回:中世ヨーロッパ史
第6回:中世アジア史-明清まで
第7回:近代世界システムとは何か?「グローバルヒストリー」とは何か?
第8回:近代ヨーロッパ史
第9回:近代アジア史と「大いなる分岐」論
第10回:帝国主義
第11回:戦間期
第12回:第二次世界大戦の影響
第13回:現代社会の諸相①
第14回:現代社会の諸相②
第15回:最後に21世紀を歴史的に展望する-皆さんたちの立っている場所
定期試験
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
毎日図書館に届く全国紙の新聞を読むこと。事後学修としては、ニュースをみる習慣をつけること。
使用教材
/Teaching materials
・高校時代の世界史A教科書(必修なので取っていれば全員持っているはずですが無いという方は相談します)
・帝国書院『中学歴史』(検定教科書:皆さんが中学時代に習っていたものとは内容が全く違いますので新しく購入してもらいます。連休明けに入手となると思います。教育現場に行き渡るのが先だからです。)
・講義ノートをこちらで用意しますので、それをとじるためのクリアファイルを用意してください。
成績評価の方法
/Grading
評価は試験(論述形式のテストで持ち込み可・70点分)と、毎回の授業内で行う討論やミニットペーパーの提出(30点分)で行います。試験は丸暗記を要求する試験ではありません。外国史で学習する内容を踏まえて、自分が生きてきた時代(1990年代末~)を歴史的に考えたいという社会科・公民科教員としての意欲を見ます。積極的な受講を期待しています。
成績評価の基準
/Grading Criteria
上述の通り。秀(100-90)優(89-80)良(79-70)可(69-60)不可(59-0)。
履修上の注意事項
/Remarks
歴史学の通史ですから、話の前後関係が大事になりますので、出席を重視します。様々な事情で事前に欠席が分かる方は連絡を下さい。学修が可能な方法を考えます。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
追加情報の詳細
/Detailed information on
additional information
地域史と外国史の関係を考えることは次期指導要領を待つまでも無く現場では大事なことです。     
 講義では可能な限り、そのケーススタディとして北海道史と世界史の関係性について考え討論するつもりです。
 1.礼文島から見た世界史 2.根室・中標津から見た世界史 3.函館(道南)からみた世界史 4.稚内からみた世界史 5.旭川からみた世界史 以上のテーマは講師が教育現場で動画教材を作成し授業を実施した内容です。本講義ではこの内容にも触れます。
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines

科目一覧へ戻る