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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 英文学I
担当教員(所属)/Instructor 高橋 優季 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 教職科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 5
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/09/20
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 本講義では、英文学作品を多く読むことに最も重点を置きます。個々の作品から受ける印象やその根拠について、また疑問点について、互いに議論しながら内容理解を深めることを目的とします。
 具体的には、1920年にロンドンで出版された英詩のアンソロジー『The Year's at the Spring』より、19世紀後半から20世紀初頭にかけて書かれた作品を取り上げます。各作家の伝記的背景も視野に入れ、当時のイギリス・アイルランドの社会事情に対する理解も深めることで、作品の解釈により正確さを持たせます。
達成目標
/Course Goals
 現代の私達読者が、異なる時代に外国語で書かれた文学を読む時に必ず要求される作業として、一つ一つの詩語の意味をたとえ自分が「分かり切っている」と思っているはずの英単語でも改めて確認しながら読み進めることが重要です。そうすることで、正確かつ丁寧に英文を読めるようになることが第一の目標です。
 また、上記作品集に多数収めされているHarry Clarkeによる挿絵にも注目し、視覚的表現とテキスト解釈との相互関係についても探究・考察を深めることも第二の目標として取り組んでいきます。
授業内容
/Course contents
『The Year's at the Spring』(1920)は、以下のカテゴリーに分けて作品を選んで読み進めます。1回の授業で1~3作は取り扱う進度です。

1.19世紀英国詩人 
  Harold Monro
    Robert Browning
    John Keats  など

2.戦争詩人(WWI)
    Thomas Hardy
    Wilfred Owen
    Rupert Brooke
    Robert Graves
    Julian Grenfell  
  ※これらの詩人の戦争詩も比較要素として取り入れる予定です。

3.「ケルト復興」詩人
  William Butler Yeats
    George Russell (AE)
    G.K. Chesterton
    ※「ケルト復興」(Literary Revival)がどのような文化運動だった
   のか、その概要についても触れる予定です。

4.アイルランド独立運動(イースター蜂起)の詩人
  Patrick Pearse
    Joseph Plunkett
    Thomas MacDonah
    ※アイルランドの対英独立運動と上記詩人との関係についても触れ  る予定です。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
[事前学習]
予習は絶対必要。予め授業で扱うと決められた作品を、まずは自分で読んで訳してくること。その作業のなかで分からなかった点、理解に自信が持てない点などをピックアップしておくこと。詩なので音読には慣れて来てほしいです。関連資料なども、決められた部分は必ず読んできてください。

[事後学習]
授業の前と後で、自身の作品理解がどう改まったか、見直しは必要です。作品は音読して慣れましょう。
使用教材
/Teaching materials
基本、教材はこちらで準備します。
以下を参考教材とします。
The Year's at the Spring (revised. Gill & Macmillan, 2013)
Poetry of the First World War (Tim Kendall, ed., Oxford University Press, 2013)
The Collected Poems of W.B. Yeats (R.J. Finneran, ed., Scribner, 1996)
Harry Clarke: The Life & Work (Nicola G. Bowe, The History Press, 2012)
成績評価の方法
/Grading
レポート提出評価(70%。回数と提出時期、内容については授業で指示します。)
予習と参加状況(30%。出席回数ではありません。)

受け身になって一方的に聴講するのではなく、意見や質問を述べていただけるような積極的な参加を参加状況として評価いたします。
成績評価の基準
/Grading Criteria
AA(秀)90~100
A  (優)80~89
B (良)70~79
C  (可)60~69
D  (不可)0~59
履修上の注意事項
/Remarks
授業には全体の三分の二相当は出席してください。三分の一欠席すると不可ということです。(公欠、病欠などの相談は応じます)
授業開始より20分以上後の入室は遅刻とみなします。遅刻3回で欠席一回分としてカウントします。(やむを得ない理由で遅れた場合は事後報告で良いので説明してください)
授業中に無断で教室を出入りすること、許可なく携帯電話やスマートフォンを使用すること、寝ることはやめてください。

遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class
追加情報
/Additional information
地域(北海道)に関する学習内容を含む/Includes learning content on region(Hokkaido)
シラバス作成のためのガイドラインに従って作成した
/made this syllabus according to the guidelines
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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