科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 経済学演習II |
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担当教員(所属)/Instructor | 金盛 直茂 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 6 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 金盛 直茂 |
オフィスアワー/Office hours | 金盛 直茂(授業初回で説明します。) |
更新日/Date of renewal | 2018/02/26 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
1)車を利用する人は、ガソリンを入れると思いますが、そのガソリンの値段はどのように決まっているのでしょうか? 2)あなたがアルバイトをするときに時給を気にすると思いますが、その時給はどこから決まるのでしょうか? 3)アメリカの政策金利が上がると円安になるとニュースにあった。なぜでしょうか? 以上の3つを理解するには、『需要と供給』の考え方が必要になります。 本授業の受講者は、この『需要と供給』をきちんと理解し、使いこなせるようになってもらいます。具体的には、ミクロ経済学のテキストを受講者で輪読し、プレゼンテーションを行ってもらいます。本当に理解したかどうかは、人にわかりやすく説明(プレゼン)することができるかどうかで判断できます。受講者は、与えられたページを、ほかの受講者にわかりやすく伝えることによって、ミクロ経済学の知識をより深く習得することができると思っています。もちろん、教員も適宜補足を行い、受講者のミクロ経済学の理解を助けます。 ミクロ経済学は、様々な経済学(国際経済学、公共経済学、労働経済学)の基礎になっています。本授業で、しっかり理解することができれば、その後の授業において、より理解が深まるようになることは言うまでもありません。 また、公務員試験でもミクロ経済学の問題は出されます。今回読むテキストは、計算問題(数式)も出ます。そのような計算に慣れることで、公務員試験対策にもなると思います。 「数学は苦手」と、思わないで、まずはチャレンジしてみましょう! |
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達成目標 /Course Goals |
目標は以下の3つです。 1.ミクロ経済学の基礎知識を習得し、『需要と供給』という分析道具で経済問題を考えることができること。 2.プレゼンテーションを繰り返すことで、プレゼンテーション能力を向上し、他人に経済学をわかりやすく説明できること。 3.公務員試験問題の計算問題を解くことができるようになること。 |
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授業内容 /Course contents |
授業内容は以下のとおりですが、受講者に理解に応じて調整します。なお、章は、教科書の章に対応しています。 第1回 ガイダンス:ミクロ経済学とは 第2回 プレゼンの方法 第3回 第2章:需要と供給 第4回 第2章:市場均衡 第5回 第2章:弾力性 第6回 第3章;消費者余剰と生産者余剰 第7回 第3章:価格規制と数量規制 第8回 第4章:無差別曲線 第9回 第4章:消費者の最適化 第10回 第5章:個人の需要曲線から市場の需要曲線へ 第11回 第6章:生産関数 第12回 第6章:費用最小問題 第13回 第7章:費用曲線 第14回 第7章:平均費用と限界費用 第15回 第8章:完全競争市場 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
事前学修:ほかの受講者が発表する部分を前もって読んでおいてください。 事後学修:授業の中で与えられた問題を解いてください。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書:スティーブン・レヴィット『レヴィット ミクロ経済学 基礎編』 東洋経済新報社、2017年 |
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成績評価の方法 /Grading |
プレゼンテーション70点、授業の参加度30点の計100点で評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
経済学科標準基準に基づき評価します。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
本授業を受ける際に、前提の知識は求めていませんが、経済学を学ぶ意欲を強く求めます。また、無断欠席は、ほかの受講者に迷惑がかかるので、評価対象外になりますので、注意してください。 | ||
備考 /Notes |
私は、小樽商科大学の教員ではありませんので、授業日以外は小樽商科大学にはいません。よって、授業日以外で私に連絡したい場合は、kanamoriあっとまーくsgu.ac.jpにメールを送ってください。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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