科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 経済書講読I |
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担当教員(所属)/Instructor | 山梨 顕友 (商学部) |
授業科目区分/Category | 夜間主コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 7 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/02/27 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
経済学で考える消費者や生産者は,いつも自分の効用や利潤を大きくしようとして行動しています。ミクロ経済学で広く用いられる一般均衡モデルでは、そうした人々が集団としてどのように振る舞うのかを記述します。このモデルの数学的な定式化としては Arrow and Debreu (1954) が有名ですが、数学が面倒なところが困ったことです。そこで、この授業では簡単な経済を仮定することにより数学的な面倒を避けて、このモデルの要点を学ぶことにします。多くの場合には市場均衡を具体的に計算することはとても困難なのですが,簡単な経済を仮定すると市場均衡を実際に計算することができ,市場のメカニズムが人々に希少な資源をどのように配分するかについて理解を深めることができると思います。 |
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達成目標 /Course Goals |
1.簡単な経済の下で需要および供給関数を具体的に計算することにより,消費者および生産者の行動についての理解を深める。 2.簡単な経済の下で一般均衡モデルに従う資源配分を具体的に計算することにより,市場メカニズムについての理解を深める。 3.上記の計算を通して,経済学で用いる基礎的な数学的手法に習熟する。 |
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授業内容 /Course contents |
演習形式で具体的な問題の解法を習得することを通して一般均衡モデルを学びます。 授業で用いる数学的手法は高校で教わる数学知識に限定します。最初の数回の授業で、それらの数学公式を復習します。特に微分を用いた関数の最大化は経済学で広く用いられる手法ですのでこの機会に覚えましょう。そのあと、需要関数、供給関数、および市場均衡について学びます。授業の後半では、厚生経済学の定理など、一般均衡モデルが持つ重要な性質について学ぶ予定です。 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
授業で解説した基本的な問題を十分に理解して、類似した問題を解くことができると良いです。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
授業で用いる資料は随時配布します。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
試験、レポート等提出物、および授業への参加の積極性に応じて評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
基礎的な数学的手法を習得した上で、需要関数、供給関数、および市場均衡について理解できると良いです。ミクロ経済学や数学が苦手な人は授業に積極的に参加するようにしましょう。具体的に評価をどう行うかは初回に説明します。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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