科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 平井 進 4年ゼミ |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 平井 進 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 木/Thu 4 , 木/Thu 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 12 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/03/16 | ||
---|---|---|---|
授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
演習。 | ||
達成目標 /Course Goals |
上記のテーマに関する学術文献を輪読して精読します。ある程度内容がある専門書に丁寧に取り組 み、叙述の不明箇所・背景などを調べ、叙述構成を分析し、論旨の展開を批判的に読んでいきます。 その際事前に参考図書をも参照し、文献の内容・論点を整理・紹介するレジュメやコメントを作成し、 ゼミの場で報告・発表します。4 年次には、それに加えて、西洋史に関して各自がテーマを決めて文 献調査を行い、卒業論文を作成します。 | ||
授業内容 /Course contents |
ヨーロッパの日常生活史。日常的な文化・生活のあり方を歴史的に眺めて、個人を取り巻く社会秩 序の枠組と変化を考えます。それは、政治的事件とは距離を置いた、人々の生活領域を扱う歴史学で すが、家族史、食生活や病気の社会史とグローバル・ヒストリー、環境史や災害史、開発や資源管理 の歴史など様々な領域があります。毎年これらの中から特定のテーマを決めて読む文献を選びます | ||
使用教材 /Teaching materials |
未定。候補としては、 ピエロ・ペディラック『ヴェネツィアと水:環境と人間の歴史』(岩波書店);ロベール・マンドル『民衆本の世界:17・18世紀フランスの民衆文化』(人文書院);カルロ・ギンズブルク『夜の合戦:16-17世紀の魔術と農耕信仰』(みすず書房);フィリップ・アリエス『「子供」の誕生:アンシャンレジーム期の子供と家族生活』、などか。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
毎回の出席・発言・コメント・レポートの提出、レジュメの作成と報告、卒業論文による。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
上記をきちんと達成したかが基準である。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
◆商大ではゼミは、自分の関心に沿って特定の学問分野を掘り下げて勉強するため 2 年間続く授業で す。参加には準備を要し、また自主的に研究して卒論を作成することになるため、受講者の主体性と負担が講義より多く求められます。にもかかわらず、内容やテーマに関心がないのに必修だからとい って安易な基準で選べば、ゼミは、講義以上に面倒と時間の無駄にしかなりません。 本ゼミは、西洋史を真面目に勉強したい人のためのゼミです。ある程度手間暇をかけて学術文献を 読んでいくことになるため、毎週事前に行うべき参考図書の参照とレジュメやコメントの作成、ゼミ での報告・発表などを面倒がらず嫌がらない心構えと余裕をもつ人が求められます。そのため、まず、 上記の研究主題を初めとしてヨーロッパの歴史に知的・文化的な関心があること(本学主流の「実学」 には知的に満足できない純文系的な人に向いています)、また、日頃から読書をする習慣をもってい ることと、本学入学後も自宅や図書館で学習する習慣を保ってきたことが必要です。無断欠席、部活 動やアルバイトを理由とする欠席・早退などは厳禁です。 |
||
遠隔授業 /Online class |
|