科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 国際コミュニケーションIb |
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担当教員(所属)/Instructor | 李 賢晙 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 専門共通科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本講義では戦前から戦後にかけて日本と韓国の歴史的な交流史を捉えながら、両国の文化や歴史に対する理解を深めることを目標とします。講義では歴史を概観しながら文学作品、雑誌、メディア、美術、自然など、さまざまなジャンルの中で浮かび上がる戦前・戦後の韓国と日本を見つめ直します。特に植民地支配下の日本の影響を明らかにしながら、社会的、政治的環境の中でどのように韓国文化や歴史などが形成されていったのか、または当時どのように韓国が日本社会に表れていたのかを具体的な事例を取り挙げながら考察します。 |
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達成目標 /Course Goals |
近世から現代にかけて日本と韓国の文化交流史を理解する。 歴史をはじめ両国の近世・近代社会を理解する。 植民地期の朝鮮の歴史や文化を理解する。 戦後の韓国歴史を理解する。 |
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授業内容 /Course contents |
【授業計画】 授業は主に講義形式で行われますが、内容によって映画や映像資料を用いてより具体的なイメージを確認しながら各テーマを講義します。 第一回 日韓交流史概観―ガイダンス 第二回 連れ去られた民―司馬遼太郎『故郷忘じがたく候』からみる文禄・慶長の乱と薩摩焼 第三回 日朝の友好史―江戸幕府と朝鮮通信使 第四回 映画『白磁の人』日朝の架け橋・浅川巧に出会う① 第五回 浅川巧と朝鮮の山、民、芸、語② 第六回 柳宗悦の李朝白磁の発見、そして民芸への旅 第七回 表象される朝鮮文化―舞踊家崔承喜(ちぇ・すんひ)と恩師石井漠(いしい・ばく) 第八回 朝鮮の新聞―ハングル新聞『独立新聞』から日本語新聞『京城日報』そして『朝鮮日報』『東亜日報』 第九回 京城(キョンソン)「近代的」都市文化の出現-モボ・モガ・百貨店をめぐる近代文化表象 第十回 京城の「新女性」の誕生:「恋愛」ということば、女性解放への幕開け 第十一回 日朝文壇交流史Ⅰ―日本語翻訳詩・金素雲の『朝鮮詩集』をめぐって 第十二回 日朝文壇交流史Ⅱ―映画『丘を越えて』(2008)からみる菊池寛と朝鮮青年・馬海松(ま・かいしょう)、そして雑誌『文藝春秋』と『モダン日本』 第十三回 日朝文壇交流史Ⅲ―馬海松『モダン日本』の朝鮮特集号を読む 第十四回 映画『大統領の理髪師』からみる戦後の韓国社会 第十五回 総まとめ、ディスカッション |
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使用教材 /Teaching materials |
毎回プリントを配布する予定。 参考文献は適宜授業時間に教える。 |
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成績評価の方法 /Grading |
出席を含む授業への参加態度及び(25)、コメントカード(25%) 期末レポート(50%) 但し、受講生が多い場合は期末レポートではなく講義内容をテストする予定。成績評価については履修者確定後に知らせる。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀90点以上/優80−89点/良70−79点/可60−69点/不可59点以下 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
この講義は韓国語の知識がなくても履修できますが、もし履修制限をする場合は韓国語の履修経験者を優先します。従って履修を希望する人は初回のガイダンスになるべく参加してください。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |