科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 民法III |
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担当教員(所属)/Instructor | 竹村 壮太郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 1 , 金/Fri 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/02/28 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
市民社会のルールと言われる民法は、我々の生活を日々支えています。普段あまり意識しないかもしれませんが、例えば、人が物を“所有”する、ということもまた、民法に規律されていることです。また、社会で活動していくにあたっては、財産を“担保”に出して信用を獲得したりする、などということも頻繁に行われますが、これもやはり民法のルールを前提として行われています。これから社会で活動していくにあたっては、自分自分が主体となって、そうした財産の取得、活用をしていく場面が増えていくことになり、より積極的にそうした民法のルールに関わっていくということにもなります。 そこで本講義では、民法の中でも、人と物との関係を規律した、“物権法”と呼ばれる分野を学習し、社会の基礎をなす、人と財物をめぐる民法のルールの習得を目指します。 |
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達成目標 /Course Goals |
物権法に関する法制度、基礎的知識の習得 |
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授業内容 /Course contents |
本講義は、概ね、以下の内容で進めていきます。 1. “物権法”で何を学ぶか(オリエンテーション) 2. 物権法の原則/物権の対象となる“物” 3. 物権の持つ効力—物権的請求権 4. 物権の“変動”とは 5.~7. 不動産と物権の“変動” 8.~9. 動産と物権の“変動” 10.~11. 物を“占有”する権利 12.~13. 物を“所有”する権利 14. 物を“利用”する権利 15. ここまでのまとめ/中間試験 16. “担保”とは何か/民法に規定される担保権 17. 物を“留置”する権利/優先して支払いを受ける権利 18. 物を“質”にとる権利 19.~24. 物の“抵当”権 25.物の“根”抵当権 26.~29. 民法に規定されない担保権 30.ここまでのまとめ |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
講義は教科書に沿って進めていきますので、講義に備えて、教科書の該当部分に目を通しておくようにしてください。また知識の定着には復習が重要になります。講義後、お配りした資料や教科書を読み返すようにしてください。 | ||
使用教材 /Teaching materials |
(1)教科書 淡路剛久ほか『民法Ⅱ—物権(第4版)』(有斐閣、2017) (2)参考書 ・潮見佳男ほか『民法判例百選I 総則・物権[第8版]』(有斐閣、2018) このほか、自習用として、次の文献も取り上げます。判例を読むのに慣れていない方は、まずはこちらから取り組んでみてください。 ・水津太郎ほか『民法②物権 判例30!』(有斐閣、2017) |
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成績評価の方法 /Grading |
中間試験(30%)、期末試験(30%)、小テスト(10%×4)の総計により評価します。このほか、加点要素として、授業内課題を複数回提示いたします。詳細は、初回の講義でお示しいたします。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
成績評価基準は以下の通りです。 秀(100~90):物権法についての基本的知識を十分に有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 優(89~80):物権法についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。 良(79~70):物権法についての基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 可(69~60):物権法についての基本的知識を有しているか、法的問題を論理的に解決する能力を有している。 不可(59~0):物権法についての基本的知識を欠いており、法的問題を論理的に解決する能力が不十分である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
(1)教科書は各自で購入し、持参してください。講義後の復習をお忘れなく。 (2)ポケットサイズの六法は、必ず、毎回、持参するようにしましょう。 |
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遠隔授業 /Online class |
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