科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 憲法・基礎II |
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担当教員(所属)/Instructor | 坂東 雄介 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 坂東 雄介(1号館322(3号館322ではありませんので注意して下さい)) |
オフィスアワー/Office hours | 坂東 雄介(事前にE-mail(ybando@res.otaru-uc.ac.jp)で連絡をくれれば柔軟に対応する。) |
更新日/Date of renewal | 2018/02/08 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
憲法学は、国家の組織、運営について検討する学問であり、民法や刑法など他の全ての法体系の基幹に位置付けられる。憲法学の体系は、大きく分けて、憲法総論、「憲法上の権利」(基本的人権)論、統治機構論に分類される。この講義では、憲法総論の一部と「憲法上の権利」論の後半部分を扱う。本講義では、憲法の権利規定に関わる判例・学説の分析・検討を通じて、現に妥当する日本国憲法秩序の正確な理解を目指す。 | ||
達成目標 /Course Goals |
・憲法の性質(特に憲法上の権利の性質)を理解する。 ・憲法に関する判例の思考形態・通説を理解する。 |
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授業内容 /Course contents |
1.憲法の性質(憲法・基礎Ⅰの復習) 2.「憲法上の権利」論・後半 生存権、教育権、適正手続の保障、国家賠償請求権・裁判を受ける権利、選挙権、平等、家族制度と憲法、包括的基本権、プライバシーと自己決定、憲法と国際人権 ※講義の進行具合に応じて適宜内容を入れ替えることがある。 |
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使用教材 /Teaching materials |
・渋谷秀樹=赤坂正浩『憲法1 人権』(有斐閣, 第6版, 2016年) ・柏崎=加藤(編)『新憲法判例特選』(敬文堂, 第2版, 2018年) ※柏崎=加藤『新憲法判例特選』は2018年3月に第2版が出版される予定であり、講義では第2版を用いるが、既に旧版を所持している者は新たに購入する必要はない。 ※上記のうち、渋谷=赤坂『憲法1』は、講義内容の補足的位置付けであり、講義中に用いることは少ない。また、渋谷=赤坂『憲法1』に代えて、受講生の嗜好次第では他の教科書を使用してもよい。 |
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成績評価の方法 /Grading |
レポート(50%)と期末試験(50%)の合計点による 90-100点:秀 80-89点:優 70-79点:良 60-69点:可 59点以下:不可 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
・憲法の性質を理解していること、憲法に関する判例の思考形態・通説を理解していることを合格ラインとする。未知の憲法問題に対して、従前の憲法的思考に基づいて一定の解答を導き出することができるようになると、さらに良い。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
・六法について 法律系科目であるため、六法は必ず用意すること。代表的なものとして、ポケット六法(有斐閣)、デイリー六法(三省堂)、法学六法・標準六法(両方とも信山社)などがある。講義中に法律を閲覧する際には、ウェブ上の六法閲覧サービス、スマートフォン上で使用できる六法アプリ(無料のものも含めて数種類ある)を用いても構わない。 ・講義中に私語など他の受講生に対する迷惑行為を繰り返す者に対してはその場で不可を言い渡す。 ・前年度の憲法・基礎Ⅰを履修していることが望ましいが、必須ではない。 ・他の法律系科目(民法、刑法など)も履修するとより深い理解が得られる。 ・資料は2、3回分まとめて全てmanaba上で配布するので事前にダウンロードしておくこと。印刷するかしないかは各自の好みに任せる。印刷が面倒だという受講生はスマートフォンやタブレット上で閲覧しながら講義を受けても構わない。 |
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遠隔授業 /Online class |
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