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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 銀行論
担当教員(所属)/Instructor 大矢 繁夫 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3 , 月/Mon 4
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/02/16
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
銀行は信用を創造し,金融仲介を担いますが,近年の金融グローバル化や制度改革,金融技術のイノベーショ
ンを背景にその業務領域は不断に拡大します。しかし現在,引き続く低金利状態のなかで銀行の収益力は落ち,そこからの回復が模索されています。本授業は,銀行をめぐるこのような問題状況を念頭におきつつ,まず貨幣・信用・銀行についての従来の理論と制度を理解すること,そして銀行の役割やあるべき姿を考察できる力を養うことを目的としています。
授業の方法は,パワーポイントを用いた講義形式を基本とします。また,随時,資料(プリント)を配布し,授業理解のための小テストも数回行います。
達成目標
/Course Goals
本科目の履修をとおして獲得が期待される能力・技能は以下のとおりです。
・貨幣・信用・銀行について,理論と制度を理解できること。
・銀行をめぐる現在の諸問題を分析し,整理できること。
・銀行の機能やありかたについて,将来像を考察できること。
授業内容
/Course contents
基本的内容は以下のとおりです。詳細については第1回目のオリエンテーションで説明します。
1 貨幣と銀行の歴史  
2 貨幣と信用の創造  
3 銀行の業務1
4 銀行の業務2
5 銀行とペイメントシステム
6 中央銀行の業務と役割
7 銀行と貨幣・資本市場
8 銀行と国際金融
9 新たな金融手法 ――デリバティブ,証券化――
10現在の銀行システムをめぐる諸問題
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
 本授業は,貨幣・信用・銀行をめぐる歴史,理論,政策について理解すること,その理解にもとづいて現在のトピックスを分析し,銀行の抱える諸問題やあるべき姿の考察へと向かうことを目的としています。この目的を達成するため,履修者は日頃から,授業内容の反復的学修を心がけ,新聞・経済雑誌の金融関連記事を読むようにしてください。
 ・紹介する参考文献等によって,事前に,重要と思われる用語や事柄を調べておくこと。
 ・配布した資料等を事後に改めて読み,理解を確認しておくこと。
 ・小テストを受け,事後に解答を確認しておくこと。
使用教材
/Teaching materials
参考文献:島村高嘉・中島真志『金融読本(第30版)』東洋経済新報社
成績評価の方法
/Grading
中間試験(40点満点),期末試験(40点満点)及び授業中に数回行う小テスト(20点満点)を総合して評価します(詳細はオリエンテーションで説明)。
成績評価の基準
/Grading Criteria
「秀」(90点以上):授業内容についての理解及び応用的考察が際立ってすぐれている。「優」(80~89点) :授業内容についての理解及び応用的考察がすぐれている。「良」(70~79点):授業内容についての理解及び応用的考察が良好である。「可」(60~69点):授業内容についての理解及び応用的考察ができている。
履修上の注意事項
/Remarks
履修希望者は,第1回目のオリエンテーションに必ず出席すること。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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