科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | マーケティング行動論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 高宮城 朝則 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 2 , 木/Thu 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/03/16 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本授業はマーケティングの発展科目として、マーケティング行動の重要な理論概念について理解を深めることを目的とします。 理論の理解にとって重要なことの1つはそれを現実の中で位置づけることです。すなわち理論と現実の往復を通して理解していくことです。本授業はこれを達成するために、現実世界から切り出したケースによって学ぶということをさらに発展させて、ケースを使って短い論文を書くということに取り組んでもらいます。 理論を使ってケースを分析し、それを自分で実際に書くというプロセスが最も重要でかつ効率的な学習法になります。また将来卒業論文を書くときの練習になります。 授業は重要概念の講義による説明、受講者による事例の探索・報告・ミニ論文執筆・発表の形式で進めます。 |
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達成目標 /Course Goals |
・マーケティングの重要な理論概念について理解を深め、他の領域で応用できるようになります。 ・ケース・ミニ論文を書くことにより、理論概念について徹底的に思考することを学びます。 ・論文執筆の形式的な要件と実践的な手法を習得します。 |
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授業内容 /Course contents |
本授業で取り上げるマーケティング行動の重要な理論概念としては次のものがあります。 ブランド、サービス、消費、小売チャネル、戦略、実践、主体性 授業では受講者の関心に合わせてこれらの中から選択的に取り上げていく予定です。 授業スケジュールは全体を3分割し、各10回ほどになります。 第1部:基礎の確認 ・基礎理論・概念・概念枠組を学ぶ(復習) ・研究方法、ケースの書き方、論文の書き方を学ぶ 第2部:ケースを書く ・諸理論・概念から焦点化するものを選択する ・それに適合するケースを探索し、データを収集する ・データを分析する(質的分析中心) 第3部:ミニ論文を書く ・ケース分析に基づくミニ論文を書く ・ミニ論文を発表する ・ミニ論文を完成させる 第1部:基礎の確認 ・基礎理論・概念・概念枠組を学ぶ(復習) ・研究方法、ケースの書き方、論文の書き方を学ぶ 第2部:ケースを書く ・諸理論・概念から焦点化するものを選択する ・それに適合するケースを探索し、データを収集する ・データを分析する(質的分析中心) 第3部:ミニ論文を書く ・ケース分析に基づくミニ論文を書く ・ミニ論文を発表する ・ミニ論文を完成させる |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
本授業は講義形式ではなく受講者が積極的に活動する参加型になります。このため事前・事後の学修が必須です。 ・事前に配布する資料は必ず目をとおし、クラスでの質疑に対応できるように準備しておくこと。 ・事後学修として、授業で指示したタスクを主体的に取り組むこと。 ・また授業中に紹介する参考文献に目をとおすこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
・授業で使用する資料は配付します。ウェブ資料の場合は所在を知らせます。 ・授業の参考になる文献としては次のものがあります。 高橋広行他(2015)『ケースで学ぶケーススタディ』同文舘出版 田村正紀(2010)『マーケティング・メトリクス』日本経済新聞出版社 |
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成績評価の方法 /Grading |
授業の課題への取り組みの程度、クラスでの発表・報告と発言、ならびにレポート(ミニ論文)を総合的に評価します。試験は行いません。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
次の3事項から評価を行う。 ①マーケティングの主要理論概念について十分に理解する。 ②クラスで課題報告とディスカッションに積極的に参加する。 ③レポートの作成・報告に積極的に取り組み、質の高い成果を達成する。 秀:3事項について非常に優れた達成度である。 優:3事項について優れた達成度である。 良:3事項について十分な達成度である。 可:3事項について最低限の達成度である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・マーケティングを既修であることが望ましい。 ・マーケティングの未修者は次の書籍などでその基礎を学んでおくことが必須となります。 黒岩健一郎・水越康介(2018)『マーケティングをつかむ〔新版〕』有斐閣 池尾恭一(2016)『入門・マーケティング戦略』有斐閣 ・第1回目のオリエンテーションで授業の進め方を詳しく説明するので、履修希望者は必ず出席してください。 |
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遠隔授業 /Online class |
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