科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 経済学史 |
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担当教員(所属)/Instructor | 中澤 信彦 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/01/30 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
歴史にその名を残す大経済学者が大経済学者たるゆえんは、彼らの経済思想が時の試練を耐え抜いて、今日の経済・社会問題を考えるためのヒントを依然としてその中に多く宿しているからである。本講義では、古典的な経済思想をそれらが生み出された時代背景とともに解説しながら、それらが現代日本の抱える経済・社会問題を考える上でどれほど有効かについて考察する。受講生の理解を高めるために視聴覚教材を適宜利用する予定である。本科目の履修を通して獲得が期待される能力・技能は以下の通りである。1)古典的な経済思想の概要を歴史的文脈に即して正しく理解できる。2)経済学の発展過程を追体験することを通じて、現代経済理論をより深く理解できる。3)もし今アダム・スミスら大経済学者が生き返ったとすれば、現代日本の抱える経済・経済問題にどのような処方箋を書くのかを、具体的に想像できる。 | ||
達成目標 /Course Goals |
1)アダム・スミスにおける経済思想と倫理思想の関係を理解する 2)リカードとマルサスの経済思想の共通点と対立点を理解する。 3)マルクスとケインズの経済思想の共通点と対立点を理解する。 |
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授業内容 /Course contents |
①授業ガイダンス ②~⑤アダム・スミス ⑥~⑨リカードとマルサス ⑩~⑬マルクスとケインズ ⑭まとめ ⑮最終試験 |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
・事前学習としては、副教材(下記参照)の第2章(アダム・スミス)、第3章(リカードとマルサス)、第4章(マルクス)、8章(ケインズ)に目を通し、これから講義される経済学者の思想についておおまかなイメージをつかんでおくこと。 ・事後学習としては、講義で扱われた5名の経済学者に関して、講義担当者(中澤)の解説と副教材の解説との異同をまとめておくこと。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は使用しない。講義担当者の作成したレジュメを配布する。予習・復習用の副教材として、江頭進『はじめての人のための経済学史』(新世社、2015年、2,268円)を挙げておく。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
期末試験100%。ただし、一つの項目を終えるごとにミニッツペーパー(質問票)を提出してもらい、履修者の理解の程度を確認する。提出それ自体は加点対象としないが、すぐれたコメントについては加点対象とする場合がある。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
授業開始時に配布する詳細な授業計画書で指示する。 | ||
履修上の注意事項 /Remarks |
気楽で和やかな雰囲気の講義にしたいと思っているので、そうした雰囲気が壊れないよう、真に関心のある者の熱心な受講を切望する。欠席・遅刻・早退は講義の理解度を著しく低めるので、そういうことがないように努めるように。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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