科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 社会思想史I |
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担当教員(所属)/Instructor | 西永 亮 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2018年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 金/Fri 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2018/03/15 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本科目は,「文明 civilization 」をキーワードに西洋近代の社会思想史を概観します.西洋の思想史のなかで「文明」は,肯定的に評価されると同時に批判されもする両義的な概念として発展してきました.講義では,重要な思想家を何人か取りあげながら,それぞれが「文明」の何を評価し,また何を問題視したのかを解説します.それを通じて,現代における「文明」概念の意義と限界を分析する力を養います. 授業方法は,配布資料と板書にもとづいた講義形式になります.学生との対話も取り入れます. |
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達成目標 /Course Goals |
現代の社会生活の基礎となっている,西洋近代の社会思想の基本的な流れを理解する. | ||
授業内容 /Course contents |
はじめに――「文明」と「社会」 Ⅰ 文明社会の成立 Ⅰ-1 ポリスからステイトへ――アリストテレスとマキアヴェッリ Ⅰ-2 名誉心から自己保存へ――ホッブズ Ⅰ-3 所有,労働,貨幣――ロック Ⅰ-4 文明批判と「一般意志」――ルソー Ⅰ-5 利己心と共感――A. スミス Ⅱ 文明社会の完成と批判 Ⅱ-1 自律性,尊厳,美感的判断力――カント Ⅱ-2 欲求の体系,相互承認,人倫――ヘーゲル Ⅱ-3 文明と「最後の人間」――ニーチェとウェーバー |
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事前学修・事後学修 /Preparation and review class |
・配布資料の用語の意味を理解しておく. ・自身の授業ノートを読んで,講義内容を確認する. ・授業を振り返り要点をまとめておくこと. ・授業中に紹介する参考文献に目をとおすこと. |
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使用教材 /Teaching materials |
プリントを配付します.参考文献は適宜紹介します. | ||
成績評価の方法 /Grading |
期末試験と平常点(講義中の積極的な発言等)によって総合的に評価します. | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
講義で解説した各思想家の基本概念,思考様式,問題意識を理解し,それを自分で応用できるかどうかが基準になります.その理解力と応用力が9割以上であれば「秀」,8割以上であれば「優」,7割以上であれば「良」,6割以上であれば「可」,6割未満であれば「不可」となります. |
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履修上の注意事項 /Remarks |
配布資料,板書,および講義を素材にして自分のノートをつくること.思考は与えられるのではなく自ら主体的になされるものです. | ||
遠隔授業 /Online class |
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