科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 日本史 |
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担当教員(所属)/Instructor | 吉嶺 茂樹 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2017年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 吉嶺 茂樹 |
オフィスアワー/Office hours | 吉嶺 茂樹(講義終了後/電子メールにて時間を設定(詳細は講義内でお話しします)) |
更新日/Date of renewal | 2017/02/13 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
・社会科の教員として勤めるためには、生徒向けに教科書に記載されている内容を、授業を行う教員のレベルで読み解くことが必要です。そのために必要な日本史通史の概説を行います。 ・現在の日本史学会が到達しているレベルが教科書にどのように反映されているかを中心に基本的な通史をお話しします。講義形式が中心ですが、中学校教科書記載レベルについての質問を行いながらできるだけディスカッションの時間を取りたいと考えています。現在の高校の日本史教育が、必修から外れているため中学校が最後の学校教育としての日本史教育の場となる事態が生じています。このため高校時代日本史を通史で最初から最後まで勉強しなかった学生にとっても有意義な講義になると思います。 |
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達成目標 /Course Goals |
新聞・ニュースなどに登場する歴史に関する記事の内容が理解できるようになること。世の 中がこれからどういう方向に行くのかを歴史を踏まえて考えられるような方法論を得ること。 |
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授業内容 /Course contents |
第1回:(オリエンテーション)-これから歴史教育は何を目指すのか- 新しく始まる高校必修教科「歴史総合」とは何か。何が要求されているのか。 第2回:原始古代 第3回:飛鳥~奈良時代 第4回:平安時代 第5回:鎌倉時代 第6回:室町時代 第7回:江戸時代① 第8回:江戸時代② 第9回:江戸時代③ 第10回:明治時代① 第11回:明治時代② 第12回:大正時代 第13回:昭和時代① 第14回:昭和時代② 第15回:21世紀を歴史的に展望する-皆さんたちの生育歴と歴史学 定期試験 |
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使用教材 /Teaching materials |
帝国書院『中学歴史』 (昨年度外国史を受講した学生は同じ教科書ですので購入の必要はありません) 高校時代の日本史の教科書。 特に中学教科書は皆さんたちが中学時代に使っていたものよりも3割記載が増えていますので新規に購入して下さい。講義ノートはこちらで用意しますので、クリアファイル等を一冊。 参考書・参考資料等 高校時代に皆さんが使っていた日本史の図説と用語集など。後は適宜講義内で指示します。 |
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成績評価の方法 /Grading |
評価は毎回出席票代わりに講義で取るコメントペーパーの記載(60パーセント)とテスト(論述形式のテスト)(40パーセント)とを合わせて行います。テストは持ち込み可であり、丸暗記を要求する試験ではありません。歴史的な知見を踏まえて、この20年ほど(1990年代半ば~)を歴史的に考えたいという意欲を見ます。ただし通史の講義ですから欠席があると話の前後が分からなくなるので、積極的な受講を期待しています。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
「秀」:①毎回講義に出席すること。②積極的に授業で発問しコメントペーパーを記載すること③テストに時間内一生懸命取り組むこと。 「優」:①8割以上講義に出席すること。②③は「秀」と同様。 「良」:①6割以上講義に出席すること。②③は「秀」と同様。 「可」:①5割以上講義に出席すること。②③は「秀」と同様。 ※4割以下の出席は教官との面談によってレポートを課しその状況を見て「可」とする。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
※大学での他教科の取り組みや実習、インターンシップ等の用事で欠席されることが事前に分 かる場合は連絡を下さい。話のつながりが分かるような方法を別途考えます。 |
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遠隔授業 /Online class |
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