科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 佐々木 香織 3年ゼミ |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐々木 香織 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2017年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 4 , 火/Tue 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 0 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2017/03/07 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
The theme of this seminar is to explore various issues surrounding our daily life through the lens of social science, in particular, sociology. The course offers also to improve "social science literacy" both in English and in Japanese. As social science methodology has basically developed in English (and French), participants surely find benefits in learning social science in English. この研究会の主題は、身の回りの問題や社会的な現象をより論理的で実証的に追究することです。すなわち「社会科学」の基礎体力を養う講座となります。 更にその力を「英語」でも付けてもらうことを企図しています。社会科学―それらを説明する言葉、理論、方法を含めた総体―は、英語(とフランス語)で主に発達してきました。そのため、社会科学を英語で学ぶということは、社会科学のエッセンスをつかむことを容易にするからです。特に、翻訳により煩雑化・矮小化されてしまったものが多い経済的・社会的な概念は、そのメリットは大きいでしょう。 |
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達成目標 /Course Goals |
The following are the seminar objectives and goals for students: ① To improve “social science literacy” both in English and in Japanese. ② To develop “critical thinking” skills. ③ To acquire insight into sociological approaches towards various socio-economic, socio-political, socio-historical, and socio-cultural issues. ① 社会における経済、政治、歴史、文化的な課題に取り組む社会学的な視座を涵養します。 ② 社会科学的なリテラシー(例えば統計的調査や聞きとり調査を読む力と実行する力)を英語と日本語で身につけます。 ③ 建設的な批判精神を磨きます。 |
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授業内容 /Course contents |
This seminar has three main components: ① Critical reading and discussion about 1) chapters from assigned reading/textbook 2) social science articles, 3) some examples from the media. ② Presentations on 1) assigned reading materials, and 2) one research project. ③ Exercise and practice social science research (e.g., to what extent do facilities and service at a specific hotel in Otaru influence the range and diversity of its customers?). ゼミは以下に進められます。 第一部 ① 参加者は「英語の資料を読み」込む ② 学生の1名は、読み込んだ内容を「英語で」15分程度の発表。 ③ 発表内容に対して、「英語と日本語で」質疑応答。 ④ 質疑応答に際し、佐々木教官は英語の手助けをする。それにより、学生の英語で質問をする技法と訓練、英語で質問に答える技法と訓練を行う。 第二部 社会科学の実践課題を学ぶ(ゼミ後半)では、日本語の資料を読み込み、そこで発表してもらいます。ゼミ前半において、英語で理解した社会科学の「理論」や「方法論」が、どのように応用できるのかを、学生の母語と身近な社会問題・事象で組み立て直して、考察していきます。 第三部 特別プログラム 夏休み、春休み、はたまた、後期の一つ半などの期間限定で 自分たちで決めた、社会現象に対する課題を探究する。 それらを発表し、お互いの内容を批評しあう。 例えば、空き家の利用、小樽の人口問題、観光活性化による小樽市民の変化などをテーマにする。 |
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使用教材 /Teaching materials |
Sociology (2013) Anthony Giddens (著), Philip W. Sutton (著), Polity Press; 7th Revised版 ネット炎上の研究 (2016) 田中 辰雄 (著), 山口 真一 (著) , 勁草書房 ほか。 |
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成績評価の方法 /Grading |
授業の参加 65 発表 35 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
① レジュメやパワポ資料の準備 ② 発表に対する準備 ③ 発表に対する質問やコメント ①―③が、総合的に 秀) 大学生として、非常によくできている 優) 大学生として、よくできている 良) 大学生として、過不足なくできている 可) 大学生として、だいたいできている |
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履修上の注意事項 /Remarks |
グローカルセミナーとしても、(特に後期は)開講しています。 グローカル副専攻の方は、考えてみてください。 |
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備考 /Notes |
exchange students from overseas can register this module. | ||
遠隔授業 /Online class |
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