科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 社会情報論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 出川 淳 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2017年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 火/Tue 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2017/03/14 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本講議では、社会人として身につけておくべき色々な知識(例えば、政治に関する情報や、重要な歴史的事実、地域、コミュニティなどで流通している情報、今後の日本や世界を支える成人として必要な知見等)について理解を深めていただくことを目的としています。なお、様々な情報が氾減している現代において、マスコミなどのメディアに惑わされず、正しい情報・重要な情報を見極める力を向上させることも目的の一つです。 授業では、現時点での重要な社会問題にはどのようなものがあるのか、といったことを理解するところから始めますが、多くの問題が政治・行政に少なからず関連します。そのため、政治・行政の問題を検討する場合に知っておくべき歴史的な情報を幾つか紹介します。具体的な例としては、以下のような内容です。 ・第二次世界大戦・日本への原爆投下における知られざる事実 ・日本における政権を巡る政治的闘争や政治家の実態 ・日本の安全保障問題 ・無縁社会 他 上記した事例は現時点の暫定案として予定していますが、2017年に発生する時事問題に応じて、変更します。 これらのトピックに関する情報は、NHKなどが作成した特集番組のビデオなどを使ってお伝えします。もちろん、ある程度の補足的な解説も行いますが、不明点などについては履修生が自らWebや書籍などで調べ、レポートを執筆することも目的となります。 授業では、各トピックについてビデオや関連資料を見ていただき、そのビデオ等が提起している問題について検討していただくためのワークを行い、ワークシートを提出していただきます。ただし、このワークシートの結果は、レポートを書いていただく際の参考資料にもなると思われますので、コピーを取らせていただいた後、ワーク提出の次回の授業において返却いたします。 レポートは3回を予定しています。なお、レポートの書き方や論浬的な思考の仕方に関する説明も行いますので、作文のようなレポートではなく、調査・報告書としてのレポートの作成を行ってください。 |
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達成目標 /Course Goals |
履修生に達成していただきたい目標は、日本の社会人として恥かしくない常識や知識を身につけるだけでなく、世界に通用するグローバルなセンスやものの考え方を磨き、身につけ、国際的に活躍していただくことである。 | ||
授業内容 /Course contents |
2016年度の具体的な授業内容は概ね以下の通りですが、2017年に発生した時事問題を扱う可能性も高いので、授業の内容は、昨年度と同じではありません。なお、注目すべき時事問題が起こった場合には、当初の予定を変更してその時事問題を授業のテーマとして取り上げる場合もあります。具体的に予定しているテーマとしては、以下のようなものが該当します。 1 オリエンテーション 2 日本国憲法 3 日本人はなぜ戦争に向かったのか 4 日中戦争 5 太平洋戦争 6 原爆投下(活かされなかった極秘情報) 7 集団的自衛権について 8 貧困(女性たちの貧困) 9 日本の借金 10 新宿「人情」保健室 11 新型うつ 13 BCE(Breaking Communication Barrier) 14 第14回参議院選挙の争点 15 レポートについて(書き方など) |
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使用教材 /Teaching materials |
参考資料については、授業やE·Learningを通じて随時提供・配布します。 | ||
成績評価の方法 /Grading |
成績評価は以下の評価項目に基づいて行う。 ・出席:10% ・授業中のワークの結果:20% ・第1回レポート:35% ・第2回レポート:35% |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
◆レポートは以下の様な評価基準に基づいて絶対的に評価し、相対的に点数化する。 ・レポートとしての形式や書式などを、どの程度守っているか。 ・記述された内容の文脈が、どの程度、適切で説得力のある論理展開となっているか。 ◆ワークの結果は以下の様な評価基準に基づいて絶対的に評価し、相対的に点数化する。 ・ワークの課題および適用すべき理論などをどの程度理解しているか? ・ワークの課題に対して積極的な検討や考察が、どの程度行われているか? ◆出席は、出席したか否かで記録し、出席回数に応じて点数化する(絶対評価)。 ◆上記項目の合計点に応じて、90点以上:秀、80~89点:優、70~79点:良、60~69点:可、59点以下:不可、とする。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
・本講義の履修者は、オリエンテーションに必ず出席すること。 ・各授業で扱うテーマ・内容は適宜変更する可能性がある。 ・レポートにおいて、他人の文章を自らが書いた文章として流用していないこと。万一流用した場合は、大きな減点とする。また、他の履修生の文章を流用した場合には、流用した履修生だけでなく、流用させた履修生も大きな減点とする。 E-Learning を通じて、資料の配布やクイズ、レポートの提出を行うので、E-Learning への登録を実施すること。 |
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遠隔授業 /Online class |
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