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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 民法・基礎II
担当教員(所属)/Instructor 岩本 尚禧 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2017年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2017/03/02
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
①授業の目的は、現代における「不法行為」制度の意義を理解すること。

②授業の方法は講義形式。
達成目標
/Course Goals
①不法行為の基礎理論を理解することが目標。

②不法行為とは、他人の権利を侵害して損害を発生させる行為のこと。
 
③加害者は被害者の損害を賠償する責任を負う(民法709条)

④加害者が賠償義務を負う根拠。これを理解することが目標。
授業内容
/Course contents
①そもそも「不法」行為とは何か?
 ⇒「故意・過失」と「権利侵害」の相互関係

②実害なき権利侵害の場合(例:空き地の無断駐車)どうするか?
 ⇒損害の理解

③どのようにして加害者を特定するか?
 ⇒因果関係の確定

④被害者にも「落ち度」がある場合どうするか?
 ⇒過失相殺の意義

⑤不法行為制度は被害者の救済か、それとも加害者の制裁か?
 ⇒民法と刑法が分けられている理由
使用教材
/Teaching materials
①レジュメを使用する。「manaba」を通じて配布する。

②ポケット六法を使用する。各自が購入・持参すること。
成績評価の方法
/Grading
①期末試験のみ。

②期末試験の方式は「穴埋め式」。

③持ち込み条件は「六法のみ」(書き込み可)。

④その他の加点措置はない。
成績評価の基準
/Grading Criteria
①秀:基礎知識を超え出る知見を習得し、それを過不足なく論理的・説得的に展開することができる。

②優:基礎知識を超え出る知見を習得し、それを論理的・説得的に展開することができる。

③良:基礎知識を習得し、それを論理的・説得的に展開することができる。

④可:基礎知識が習得できている。
履修上の注意事項
/Remarks
①民法は日本法における最も大きな法律の一つ。

②民法は分割して講義せざるを得ません。「民法基礎II」はその一つ。

③しかし、民法科目すべて併せて1つの民法であることに留意して下さい。

④「民法基礎II」を履修しただけでは、民法を理解できません。

⑤逆に「民法基礎II」を履修しなければ、他の民法科目を理解できません。

⑥すべての民法科目を履修して、「民法」を習得して下さい。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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