科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 基礎ゼミナール 竹村 |
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担当教員(所属)/Instructor | 竹村 壮太郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2017年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | 竹村 壮太郎(1号館520室) |
オフィスアワー/Office hours |
竹村 壮太郎(事前に下記メールアドレスに連絡を頂ければ、適宜設定いたします。 ・stakemur@res.otaru-uc.ac.jp) |
更新日/Date of renewal | 2017/02/27 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
大学における学びは、これまでの過程と同じ方法が必ずしも通用するわけではありません。受動的に講義を聞いているだけではなく、より積極的に自ら問題を調べ上げ、自分なりの解答を提示していくことが求められます。ただ、大学に入ったばかりでは、その学びへの取り組み方も、なかなかイメージできないかもしれません。 そこで本講義では、特に法学を対象に、これから大学で学んでいくにあたって必要となる、議論の進め方、文献の調査方法などの基本事項の習得を目指します。ここで学んだことを基礎とし、より高度な学習を目指してください。 |
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達成目標 /Course Goals |
今後法学を学んでいく上で必要となる基本的な知識、調査方法、議論の方法などの基本事項の習得。 | ||
授業内容 /Course contents |
(1)初回から数回は、法学の基本的な取り組み方から考えていきます。その後、そこで学んだ事をもとに、受講者に実際に判例、裁判例などを通じて法律問題を調査し、報告していただき、議論を行っていきます。 (2)調査、報告は、こちらで提示する判例、裁判例につき、数人のグループで取り組んでいただきます。1グループ2回は調査、報告を担当していただく予定です。なお、報告を担当しない受講者も、その判例、裁判例について調査し、質問事項をあらかじめ用意しなければなりません。 (3)本講義は、概ね、以下の内容で進めていきます。ただし、受講者の数や進度に応じ、内容は変更されることがあります。また、図書館見学や他のゼミと合同で課題に取り組むことも企画しておりますので、以下の内容に若干の変更が加わることもあります。詳細は、初回の講義でお示しいたします。 1.法学とは、何を、どう学ぶのか(オリエンテーション) 2.法学と条文の解釈の問題 3.法律の種類、特に民事と刑事について 4.法律の役割、法律は紛争解決のためだけのもの? 5.裁判所の役割 / 判例、裁判例の読み方 6.文献を調査し、報告するためには 7.〜14.法律問題を調べてみよう 15.講義のまとめ / 法律に関わる仕事 (4)授業の最終回では、ご自分が担当された判例、裁判例の中から1つを取り上げ、それに関するレポートを提出していただきます。レポートの詳細については、授業中にお示しいたします。 |
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使用教材 /Teaching materials |
教科書は特に指定いたしません。最低限必要な文献などは、授業中にお示しいたします。なお、下記の文献を参考文献として挙げておきますので、あらかじめご一読ください。法学を学んでいくための基本事項が簡潔にまとめられています。 ・道垣内弘人『プレップ法学を学ぶ前に』(弘文堂、2010) |
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成績評価の方法 /Grading |
議論への参加、報告、質疑応答などの授業への参加度(50%)(ただし、出席それ自体は当然のことであるので、評価の対象とはなりません。)、レポート(50%)の総計により評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
成績評価基準は以下の通りです。 秀(100〜90):法学の問題への取り組み方を習得し、また法的問題を分析し、自身の見解を論理的に提示する能力に秀でている。 優(89〜80):法学の問題への取り組み方を習得し、また法的問題を分析し、自身の見解を論理的に提示する能力に優れている。 良(79〜70):法学の問題への取り組み方を習得し、また法的問題を分析し、自身の見解を論理的に提示することにつき、良い能力を有する。 可(69〜60):法学の問題への取り組み方を習得し、また法的問題を分析し、自身の見解を論理的に提示する能力を有する。 不可(59〜0):法学の問題への取り組み方を習得できておらず、法的問題を分析し、自身の見解を論理的に提示する能力が不十分である。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
ポケットサイズの六法は、必ず、毎回、持参するようにしてください。 講義は演習形式で進めます。そのため、受講者には、積極的に議論に参加し、発言していくことが求められます。苦手な方も、この機会に挑戦してみましょう。 |
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遠隔授業 /Online class |
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