科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 総合科目Ib |
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担当教員(所属)/Instructor | 佐山 公一 (商学部) , 高橋 大洋 (商学部) , 吉田 政弘 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 共通科目 |
開講学期/Semester | 2017年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School |
配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2017/03/07 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
本科目では,みなさんに,①ソーシャルメディア(SNS)を上手に使えるようになってもらいます。小樽で②フィールドワーク(取材)を行ってもらい,小樽の情報を③フェイスブックに掲載できるようにします。授業内容のところで,①,②,③を詳しく説明します。 総合科目Ⅰaと本科目(総合科目Ⅰb)はどちらか一つの科目だけ,とることができます。 |
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達成目標 /Course Goals |
本科目を履修することによって,みなさんは次のことができるようになります。 ● 「小樽」のことを誰かに語ることができるようになります。 ● 誰にどのように伝えるかを意識した文章が書けるようになります。 ● インターネットメディアの活用に必要な,基礎的知識が身につきます。 ● より良く,インターネットを使えるようになるために,みなさんに何が必要か,皆さん一人一人の課題を把握できるようになります。 ● インターネットを通したコミュニケーションを,自信をもってかつ安全にできるようになります。 |
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授業内容 /Course contents |
①ソーシャルメディアを上手に使う 将来就職すると,職場からは当たり前のように,インターネットを「活用」する力が期待されます。また,大学生としての学習や卒業研究はもちろんのこと,就職活動を進めるときにも,インターネットの活用力は必須です。すでにスマートフォンやLINEはよく使っている人も多いでしょう。ですが,活用とまで言われるとどうでしょうか。本科目では,インターネットやソーシャルメディアを用いた,効果的な情報の収集・発信の技術について学びます。 みなさんは,中学生や高校生のときに,学校で「安全な利用のためのルールやマナー」や「ネットでしてはいけないこと」を教わってきたと思います。ここでは,そうしたことがらを整理して,その背景にある,インターネットメディアの特性やネット利用者の心理とネット上のコミュニケーション行動,さらには,ネット上の情報流通のプラットフォームとしてのSNS運営事業者の行動などについて,身近に起こった事例を交え,学んでいきます。 ②フィールドワークを行う SNSから発信するテーマを,大学を出て探してもらいます。小樽をフィールドワークの場所と考えて,小樽の隠れた観光情報を自分で取材します。まだ知られていないけれど,行ってみる価値がある,と思える場所を見つけてください。すでに知られている小樽の有名な場所でもかまいません。人が違えば,見方も変わります。また,同じ人でも季節や時間が変われば見方は変わります。フィールドワークを通して知りえた小樽の写真を撮って,その場所を800字前後の文章にまとめてもらいます。フィールドワークは,グループで行ってもかまいません。ただ,写真と文章そのものは,一人ひとりで撮って,書くようにしてください。同じ写真や文章は不可の評価にします。 ③フェイスブックに掲載できるようにする 演習の時間を2,3回設けて,演習の時間の中で,フィールドワークをして得た文章をフェイスブックの記事(写真と文章)に出せるように,仕上げてもらいます。みなさんに書いていただいた記事の中で良いものを実際に『おたるくらし』フェイスブックページに掲載します。掲載されると1万人以上の人に読んでもらえます。思わぬコメントがつくこともあります。 具体的な授業内容は以下のようになっています。項目(●)がほぼ1回の授業に相当しています。この他に演習の時間があります。 ● デジタル機器,インターネット,言葉,映像を使ったコミュニケーション(佐山担当) 【インターネットメディアを活用する】(高橋担当) ● メディアとしてのインターネット(従来メディアとの違い) ● インターネットメディアはなぜ無料なのか(われわれ利用者は「お客様」か) ● インターネットメディアの持つポテンシャル(活用の可能性) ● インターネットメディアの特殊性(日常感覚とのズレについて知る) ● インターネットメディアによる情報収集の技術(魅力と注意点) ● インターネットメディアによる情報発信の技術(人間の心理の理解や手段選び) ● 地域の課題解決へのメディア活用実践(「おたるくらし」の運営の理解) 【地域(小樽)を発信する】(吉田担当) ● メディアを通した「小樽」の伝え方の実例 ● 小樽のブランディング ● 小樽を知る:小樽の過去と現在 ● 小樽の何を書くか? ● 小樽ブランドの伝え方 ● フェイスブックの記事の書き方 |
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使用教材 /Teaching materials |
「SNS活用の技術」(高橋・吉田著,佐山監修)講談社サイエンティフィック 資料を配布することもあります。 |
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成績評価の方法 /Grading |
『おたるくらし』フェイスブックページの記事と出席にもとづいて評価します。 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
フィールドワークができて,アウトプットが出せれば(フェイスブックページの写真と文章が作ることができれば)合格ライン(可以上)とします。授業とフィールドワークを楽しんで良い写真と良い文章が書ければ,それに応じて秀,優,良をとることもできます。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
毎回出席して,授業と演習,それにフィールドワークを楽しんでください。 | ||
リンク先ホームページアドレス /URL of syllabus or other information |
https://media-literacy.jimdo.com/ |
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備考 /Notes |
総合科目Ⅰaと本科目(総合科目Ⅰb)はどちらか一つの科目だけ,とることができます。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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