科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 英文学II |
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担当教員(所属)/Instructor | 井上 典子 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2016/02/22 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
19世紀英国古典小説を読む このクラスでは、ディケンズなど英国ビクトリア時代を代表する作家の一人、トマス・ハーディ(Thomas Hardy)の作品を読んでいきます。ハーディの小説は運命に翻弄された男女を描いているものが多く、人間は運命に逆らえないものという共通のテーマが見られます。今回取り上げるTess of the D'Urbervilles (『ダーバヴィル家のテス』)は、美しく純粋な女性テスと、善良ですが理想主義的な青年エンジェル・クレアがビクトリア時代の歪んだ道徳・価値観に翻弄されていく物語です。このクラスでは、読解力を高めるだけでなく、作品のテーマを探り、原作ならではの雰囲気を楽しみながら、英語ということばの奥深さを探求することが目的です。読んだ内容に対して自分の意見を英語で表現するコミュニケーションの訓練も重視します。 |
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達成目標 /Course Goals |
このクラスの達成目標は以下の通りです。 1.英語の小説を、辞書を使いながら最後まで読み切り、翻訳を頼らずとも話の流れを大まかに理解できるようになること。 2.小説と向き合い、その作品に対する自分なりの解釈を出した上で、その根拠を明確かつ論理的に説明できるようになること。 3.この小説が書かれた時代背景を理解し、それがどのように作品に反映されているかを説明できるようになること。 4.プリゼンテーションを通して、リサーチスキルを身につけ、説得力・ストーリー性のある発表を、指定された時間内に行うことが出来るようになること。また、英語の発表を、人前で自信を持って行うようになること。 |
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授業内容 /Course contents |
毎回、指定されたチャプターのサマリーを行ってから、様々なテーマからディスカッションや発表を行い、作品への理解を深めます。この小説の映画またはTVドラマ版も鑑賞予定です。 オリエンテーション時に詳細な授業計画書を配布します。 |
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使用教材 /Teaching materials |
Tess of the D'Urbervilles (Penguin Classics) | ||
成績評価の方法 /Grading |
毎週の課題、ファイナルエッセイに加え、ディスカッションや発表を含む授業への貢献度および出席を総合評価します。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀 (90〜100) 優 (80〜89) 良 (70〜79) 可 (60〜69) 不可(59 以下) 具体的な評価基準は、オリエンテーション時に配布する授業計画書でお知らせします。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
この授業は、英語で書かれた小説を原作で読んでいきますので、毎回、予習と課題にかなりの時間と努力が必要とされることを予期してください。 3回まで欠席を認めます。4回欠席した時点で、受講資格を失います。15分以上の遅刻は欠席となりますので注意してください。 |
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遠隔授業 /Online class |
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