科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 特別活動論 |
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担当教員(所属)/Instructor | 上野 耕三郎 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 教職科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 後期/Fall Semester |
開講曜限/Class period | 水/Wed 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
研究室番号/Office | 上野 耕三郎(341号室) |
オフィスアワー/Office hours |
上野 耕三郎(メールで事前に連絡をしてください。 ueno@res.otaru-uc.ac.jp) |
更新日/Date of renewal | 2016/02/12 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
日本社会は70年代中頃に高度(消費)資本主義社会へと突入した。それに伴い、生徒たちの生活感覚も劇的とも言えるほどの変容を遂げ、さまざまな学校問題現象が生じることとなった。「集団」としての学校組織のなかに「個」を第一義にする感覚を身につけた生徒が入ってきたわけで、しばしば葛藤を引き起こす結果となった。それが問題現象の根底にあったことであろう。 特別活動は「望ましい集団活動を通して」自己を形成していくものであるならば、現在の学校ではかつてよりは大きな困難さに直面しているのではなかろうか。 本講義では「ホームルーム活動」「生徒会活動」「学校行事」の三つの領域にわたって具体的な中学・高校生を念頭に置き、どのような活動を計画し、運営していくかを考えていくこととする。 |
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達成目標 /Course Goals |
以下のことを目標とする ・現在の生徒の生活感覚がどのようなものであり、特別活動ではどのような形で生徒の問題が生じているかを理解できるようにする。 ・現在の生徒像を前提にして、「ホームルーム活動」「生徒会活動」「学校行事」の領域で具体的にどのようなことをすべきか、そしてできるかを理解する |
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授業内容 /Course contents |
第1回 現在の社会のありようと特別活動 第2回 ホームルーム活動-クラスづくり 第3回 ホームルーム活動-クラスづくりと発達障害 第4回 生徒会活動-現在の生徒の態様とのかかわりで 第5回 生徒会活動-具体的な計画運営 第6回 学校行事 第7回 学校行事の展開 第8回 まとめ |
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使用教材 /Teaching materials |
・教材は、毎授業時に配付する。 ・学習指導要領「特別活動編 解説(中学校または高校)」(文部科学省刊)を参考書として使用する。 |
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成績評価の方法 /Grading |
試験ならびに課題提出 | ||
成績評価の基準 /Grading Criteria |
各授業時間における課題の達成度ならびに全般にわたる試験の結果による。 ・秀(100~90) ・優(89~80) ・良(79~70) ・可(69~60) ・不可(59~0)の5段階によって行う。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
授業はできる限り学校現場の課題にそうように展開する予定であるが、授業回数が限られているので、休むことがないように。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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