科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
科目名/Subject | 国際法 |
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担当教員(所属)/Instructor | 酒井 啓亘 (商学部) , 張 博一 (商学部) |
授業科目区分/Category | 昼間コース 学科別専門科目 |
開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
開講曜限/Class period | 月/Mon 1 , 月/Mon 3 , 土/Sat 4 , 他 |
対象所属/Eligible Faculty | 商学部/Faculty of Commerce |
配当年次/Years | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
研究室番号/Office | |
オフィスアワー/Office hours |
更新日/Date of renewal | 2016/03/29 | ||
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授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
国際社会にも国内社会と同様、「法」が存在するのか。存在するとすれば、武力紛争、領土問題など、なぜ多くの国際問題が解決されないのか。国家と国家の利益が対立した場合に、国際社会の「法」は無力なのか。 国際法は国際社会の基本的枠組を定めており、国際的な時事問題の多くはこの枠組と密接に関係する。本講義は国際法規則の内容を把握し、その機能と限界について理解を深めることを通して、上記の問いについて受講者が各自に「解」を見つけることを目的とする。また、受講者の理解度を高めるために、関連する国際的な時事問題や国際判例を適宜取り上げながら解説する。 授業は基本的に当日配布するレジュメに沿って講義形式で行うが、受講者数をみて、部分的に対話型を取り入れることがある。国際法初心者にも理解してもらえるよう努めたい。国際法の知識はないが、日々ニュースや新聞で報じられている国際問題に少しでも関心のある方の履行を歓迎する。 |
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達成目標 /Course Goals |
国際法に特有の基本的知識を修得したうえで、これを国際社会や国内社会で発生する様々な具体的な場面に関係づけて的確に理解する。 | ||
授業内容 /Course contents |
以下の各項目について、1 日毎 (4〜5回の講義)にテキストの該当部分に沿って進める予定で ある。詳細については初回のガイダンス時に説明する。 1.国際社会と国際法、国際法の法源、条約法、国際法と国内法 (→中谷他『国際法』1 章、5章、6 章、7 章) 2.国家の成立と変動、国家機関、国家領域 (→中谷他『国際法』2 章、3 章、9 章) 3.国際機構法、海洋法、空と宇宙の国際法 (→中谷他『国際法』4 章、10 章、11 章) 4.国家責任法、国際経済法、国際環境法 (→中谷他『国際法』8 章、14 章、15 章) 5.国際人権法、国際刑事法、紛争の平和的処理 (→中谷他『国際法』12 章、13 章、16 章) 6.武力行使の法的規制、武力紛争法 (→中谷他『国際法』17 章、18 章) |
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使用教材 /Teaching materials |
中谷和弘・植木俊哉・河野真理子・森田章夫・山本良『国際法[第3 版]』(有斐閣、2016 年) 位田隆一・最上敏樹編集代表 『コンサイス条約集』第2 版 (三省堂、2015 年) |
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成績評価の方法 /Grading |
確認テスト及び出席・授業への参加を総合評価して行う。 なお、確認テストは復習の目的を兼ねて、前日の講義で扱った内容について出題したものを翌日 の講義時に実施する予定である。 |
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成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀:国際法学に関して極めて優れた理解力と知識を有する。 優:国際法学に関する理解力と知識が優れている。 良:国際法学に関する理解力と知識が充分である。 可:国際法学に関して一定の理解力と知識を有する。 |
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履修上の注意事項 /Remarks |
受講者は必ず事前に予習を行い、自ら必要な知識の概要を把握した上で授業に臨むこと。 | ||
備考 /Notes |
授業内容は受講生の希望や理解度等を考慮して、若干の変更を行う場合がある。 | ||
遠隔授業 /Online class |
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