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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 監査論
担当教員(所属)/Instructor 坂柳 明 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2016年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 2 , 火/Tue 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office 坂柳 明(423室)
オフィスアワー/Office hours 坂柳 明(金曜16:10~17:10)
更新日/Date of renewal 2016/02/25
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
  目的:現実社会での監査の必要性、及び監査が果たしている役割を学ぶこと。 
  方法:「監査論」に登場する様々な概念、用語、及び手続は、学問上は重要かもしれないが、実社会に出る多くの学生にとって、必要不可欠とは言えない。この授業では、そうしたトピックは必要最小限にとどめ、現実に監査人が直面してきた状況(あるいは、今後直面すると想定される状況)を示しながら、特に、監査人の対応問題について講義する。
達成目標
/Course Goals
 この授業を通じて、現実社会での監査の必要性、及び監査が果たしている役割を理解できるようになる。

 また、個別的には、公表されている監査報告書、内部統制報告書、及び内部統制監査報告書の記載内容を理解することによって、関係する企業の評価を行うための判断材料が得られることが期待でき、これらの報告書の記載内容を規定する監査制度は合理的なのかを考えてもらうことによって、以下のことが達成されることを目標とする。
 
 それは、卒業後社会人になり、どの組織に所属していても、貴重な人材とされているならば、必ず必要になるであろう、何が問題になっているのかを瞬時に見極めるための思考力(分析力、洞察力)を身につけてもらう、ということである。

授業内容
/Course contents
①:監査の必要性・機能―誰が(どのような場合に)監査を必要とするか?
②:監査実施局面の問題―監査手続、監査要点、監査証拠、内部統制、リスク・アプローチ
③:監査報告局面の問題―監査意見の形態、意見差控(意見不表明)、未確定事項と見積もりの監査、ゴーイング・コンサーン問題
④:監査事情、監査制度
使用教材
/Teaching materials
 読みやすい教科書として、盛田良久, 百合野正博, 朴 大栄編, 『新版 まなびの入門監査論[第2版]』, 中央経済社, 2012年. を挙げておく(最新版が入手できれば、そちらを採用する)。また、参考書として、伊豫田隆俊, 松本祥尚, 林 隆敏, 『ベーシック監査論[7訂版]』, 同文舘出版, 2015年.を挙げておく。その他の必要な文献は、授業中に紹介する。
成績評価の方法
/Grading
  何回か課す提出課題(30〜40点)、及び定期試験(60〜70点)
の合計点数によって評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
成績評価の方法に記載した、提出課題と定期試験の合計が、90点以上を「秀」、80〜89点を「優」、70〜79点を「良」、60〜69点を「可」、59点以下を「不可」とする。

「秀」:授業内容をほぼ完璧に理解していること。
「優」:授業内容を十分に理解していること。
「良」:理解が不十分な点はあるが、監査論の主要なトピックは、おおよそ 理解していること。
「可」:理解が不十分な点は目立つが、監査論の基本的な理解はあること。
履修上の注意事項
/Remarks
 配布プリント(1回あたりA4で5〜10枚)、その他配布資料が非常に多くなるので、文章を読むのが面倒な人には、この授業は勧めない。また、授業の内容を理解するために、自宅等での復習を勧める。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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